豊かになるために“人のために”お金を使う方法を知ろう

2017.9.19


「金は天下の回り物」なんて言葉がありますが、みなさんはそれを実感しながらお金を使っているでしょうか?

回り物。つまり、留まらないで流れているものである。ということですね。

「俺のとこには全然回ってこねぇよ。」  

なんて思ってしまう人がほとんどじゃないでしょうか。

しかし、昔からある言葉というのは真理に近いところがあって、この「お金は天下の回り物」というのもお金の本質を言い当てている言葉なのです。
 
 

お金は使わないと入ってこない

そうは言ってもやっぱり、

「使ってるけどその分だけ減っていく一方だ!」

と、普通の人なら思います。

しかし、それは実は

正しいお金の使い方を知らないだけで、きちんとお金について理解して本来の使い方をしていれば、
実際に使った分だけ、むしろそれ以上にお金が回ってくるようになるはず
なのです。

でもお金の性質や、次が入ってくるようなお金の使い方なんて学校では教えてくれないので、

ほとんどの人がそんなこと知らずに大人になり、働き、稼ぎ、そして間違った方法でお金を使っています。

そういう人が大半で、“普通”。

 
 

間違ったお金の使い方とは?


・常に欲しいものがあって、給料が入ってきた分だけ使っちゃう。


・計画的に貯金するために、買い物をするときは必要なものを最低限にしている。

・いろんなところを比較して安いところで買う。

・運用やギャンブルが好き。

・とにかくお金を貯めるのが好き。

・高級品が好き。  

これ、全部間違ったお金の使い方です。

私もいくつか当てはまってますが…。

 

例に示したお金の使い方で、足りない要素はひとつだけなんです。

 

それは、人のためにお金を使っているかどうかです。

例では全て自分のためですよね。

そうではなくて、

「こんなにいいものをつくっているなんて素晴らしい。もっと応援したい。」

という気持ちでお金を払っているかどうかです。

お金は感謝を表すための道具とも言えますね。

 

もっと言うと、「顔の見える人に対して」お金を払うほうがいいです。
やっぱり直接お金を渡すほうがより感謝の気持ちが伝わりやすいですから。

 
 

なぜ“人のために”使う方がいいのか

人は、何か与えられるとお返しをしたくなるという性質を持っています。

親切にしてもらったり、プレゼントをもらったりすると、

「この人はやさしい人だ」

「自分に好意を持ってくれている」

「自分にとってプラスをもたらしてくれる人だ」

という意識を持つようになります。

すると、自然とその人との関係性を保つために、自分からも何かアクションを起こそうとします。

資本主義社会では、それがお金として表現されます。

つまり、人のためにお金を使うと、それがいつかまた自分の元へお返しとしてやってくるということです。

これが、「お金は天下の回り物」と言われる由縁です。

 
 

具体的な正しいお金の使い方

お金を払う相手を意識した使い方をしましょう。

例えば

大手スーパーで、どこの誰がつくって運ばれてきたのかほとんどわからないお肉や野菜を買うよりも、町の個人商店や知り合いの農家などから買う。

そえすると、お互い顔を知っているので

「また来てくれたね。いつもありがとう。サービスしとくよ!!」

なんてことになるかもしれません。

そして「あのお店はサービスが良い」と評判になって大繁盛して、店長が「いつもごひいきにしていただいているおかげですので。」なんて言って思わぬ贈り物をくださったり…。

 

「ないない。笑」

と思われるかもしれませんが、世の中何が起こるかわかりません。これ以上のことだって十分あり得る話です。

 
 

試しに、感謝している人のためにお金を使ってみましょう。

惜しみなく。

「お金は天下の回り物」ですよ。


お金