夫婦で一緒に仕事をするという働き方【ファミリービジネス】


「夫婦で一緒に仕事をする」

と聞いて皆さんはどう思うでしょうか?

私は正直嫌ですね。

家に帰ってまで妻と仕事の話なんかしたくないです。

「今日はこんなおもしろいことがあった」という話なら良いですが、仕事内容や上司の愚痴なんか絶対嫌です。

それなのに、なぜ「夫婦で一緒に仕事をする」のか。
 
 

「一緒の会社で働く」のではなく、「それぞれで事業をする」

私が嫌なのは、一緒の会社で働くことであって、ここで言う「一緒に仕事」とは、夫婦で協力して事業をするということです。

お互いが得意なこと、好きなことを事業としてそれぞれで小さくやってみる。

そして、事業を行う中で共通していることや、一緒にやれば相乗効果でうまくいきそうなことは協力してやることに価値があると思っています。
 
 

夫婦でやることのメリット

では、それにどのようなメリットがあるのでしょうか?
 
 

家族は最高の味方

他人であれば、責任を放棄して逃げ出したり、モメて裁判沙汰になったりするかもしれませんが、家族なら基本的に裏切りません。

一緒に暮らしていますからね。相手の幸せは自分の幸せ。

究極の団結、というわけです。
 
 

対等の立場で、本音を言い合える

普通の会社であれば、上司と部下という関係性があるので、いくら信頼関係が築けていたとしても、いつでも本音で良い点・悪い点を指摘し合うことは難しいでしょう。

でも、それって致命的。

「こうした方がいいのになぁ。」ということに気付きながら、立場上それを指摘できない。

問題点を放置している状態です。

ビジネスとしては絶対に避けないといけないですよね。

夫婦であればいつだって対等の立場で、評価や評判に臆することなく本音でものを言い合うことができます。

それによりどんどん指摘し合い、どんどん改善していけるのです。
 
 

会話が増える

「これってどうしたらいいかな?」

「こういうのやってみない?」

という話が尽きることなくあります。良いときも悪いときも、「家族の幸せ」という共通の目的のために二人でいつでも「会議」が行われています。

「会議」と言っても、相手は家族。

会社の会議のように、一部しか発言しないなんていうことはないし、形式だけの集まりになるということもありません。

家で食事をしながらでも、寝る前でも、テレビを見ながらであっても、会議ができちゃいます。

「ずっと仕事の話になるのは嫌だな…」

と思ってしまうかもしれませんが、そもそも二人でお互いに好きなことや得意なことをやっているだけなので、仕事という感覚じゃなく、むしろワクワクしながら会話できるのです。
 
 

リスクが少ない

それぞれに複数の収入、それも、会社からの給料以外に自分で稼ぐ力が得られれば、金銭面でのリスクを大きく下げることができます。

「二人で生きていける」と思える状態になれば、無敵です。

恐れずにいろんなことにどんどん挑戦することができます。
 
 

今の時代だからこそ、気軽に、ゆるく

あらゆるサービスが安価になった今、お金をかけることなく「やってみる」というのは本当に簡単になりました。

とりあえず動き出してみるだけで、思いもよらない出会いや、発見があるかもしれません。