ロケットストーブをつくりたい!~ロケットストーブの製作にかかる費用は?~
仮にこちらで詳しく紹介されている、ドラム缶とU字溝でつくるロケットストーブの材料を揃えるとどのぐらいかかるのか調べてみました。
・U字溝 2,000円/個
3つ使用で6,000円
・U字溝のフタ 1,500円/個
3つ使用で4,500円
・100Lドラム缶 10,000円/個
縦に2つ繋げるため、計20,000円
・200Lドラム缶 10,000円/個
縦に2つ繋げるため、計20,000円
・耐火レンガ 300円/個
とりあえず、50個として15,000円
合計 65,500円也。
厳密にはこの他にも、中に敷き詰める断熱材や、煙突も必要ですが、量がいまいちわからないので省略。
…うーん、DIYするにしては高すぎる気が。
というか、ドラム缶ってそんなにするんですね。知らなかったよ。
やはり、全て買おうとするのが間違いか。
仕入れ先、代用品を考える
どれだけ「ありもの」でつくれるかが肝になりそうです。
そのために、まずどこにどんな材料が必要なのかを把握します。
燃料の投入口・燃焼塔
この画像で言うと、レンガで描かれている部分。
今回はそこをU字溝とそのフタでつくろうとしています。
この場所に求められるのは、耐火性と蓄熱性。
これでもか!というぐらい高温に保つ必要があるため、コンクリートや耐火レンガなどの、耐久性がありつつ熱をしっかり蓄える材質。つまり、密度が高くて重たいものが向いているようです。
一番使用例が多いのは、おそらく耐火レンガ。
メリットは、組み立ての自由度が高いこと。
デメリットは、組み立てが大変なこと。
垂直・水平をしっかり保って接着していかないと、バランスが悪くなったりすき間ができたりしてしまいます。
その点、U字溝はそのままで投入口・燃焼塔として使えるので非常に楽です。安いしね。
ということで、ここはU字溝が第一候補。
ヒートライザー
ヒートライザーとは、断熱材に囲まれた内部煙突のこと。
このロケットストーブでは、一番内側にU字溝、その回りに断熱材、それを覆う100Lドラム缶、空洞を挟んで200Lドラム缶、という構造です。
ここをいかに賢くつくるかが重要。
必要なのは、耐久性のある筒状のもの。
ドラム缶、ペール缶、耐火レンガ、鉄など、ここには工夫を凝らした様々な材質・形状ものが使われるようです。
ヒートライザーの材料を探そう
ドラム缶がうまいこと見つけられればいいけど、なければ他のもので代用するしかない。
今気になっているのが、ガスボンベ。
ドラム缶では薄すぎて耐久性に問題があるという指摘もあるようですが、鋼でできたガスボンベなら厚さも十分ですし、ちょうど空き家に残されているのがあったので使えるかも。
これね。
あれ?でもこれって貰えるものじゃない?
ガス会社のもの?まぁいいや。
問題は、加工。
丈夫すぎるがゆえ、切断はプロに任せないと不可能ってのが難点です。
DIYじゃないじゃん!というね。
とりあえず、今から耐久性のある筒状のものをひたすら探してみます。
「こんなのあるよ!」というお声かけ大歓迎でございます。
ストーブの前に家をつくらないといけませんが…。
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