今、個人で農家として食っていくには
農業はいつから金がかかるようになったのか
もともと、農業というのはお金がないから米や野菜でも植えて育てよう、というところから始まったはず。
なのに、今の農業というと、まず言われるのは「初期費用はどうするの?」ということ。
農地、トラクター、ビニールハウスなどに、バカみたいにお金がかかる事業。
と、言われています。
補助金ありきで成り立つ業界。
なぜそうなってしまったのか。
それは、その今の農業のゴールが、
他の農家(多くは企業)に負けずに儲けること
になっているからだと思います。
生産性の高さを求められる農業
いかに広い土地で、大型農機具を使い、
できればビニールハウスなどで環境を整え、
品種を増やしたり改良したりして、
たっぷり薬を撒き、収穫を多くするか。
こういうことを求められるのが今の農業です。
こうなると、当然その市場ではお金をかけて大規模にやらないと、儲けるどころか開始することすらできません。
それでも、個人で農家をやるには
前提としては、
・借金しない
・施設をつくらない
・大型農機具を使わない
・薬を使わない
つまり、個人でも土地さえあれば簡単に始められる農業であること。
そして、一番の問題。
それで食っていくこと。
「個人であること」を最大限に生かす
大規模農業と張り合ってはいけません。
勝てるはずがない。
そうじゃなくて、「顔が見える個人だから選んでもらえる」という道を目指す。
・マイ農家として消費者と契約する
・農作業を一緒に体験してもらう
・他の農家とチームを組む
・あえて空き期間をつくって農業以外のこともやってみる
ネットがこれだけ広まった今、やり方、勝算は個人農家にもあるはずです。
成功事例、探してみよう。
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