「この空き家買う!」「やめとけ」「この農地買う!」「やめとけ」それでも私たちはやめない。


移住に関しては大歓迎してくれた、現地の人たち。

しかし、要所要所で反対された(されている)こともあったんですよ。

現地の人たちは、好意で助言してくださっているのだとは思いますが、私たちにだって考えがある。

改めて、現地民が反対する理由と、それに私たちが従わない理由をあげてみます。

 

50万円の空き家を買うとき

「あそこに人は住めんぞ!」

「え?あの廃屋買うの?」

「もっといい場所があるのに…」

「売るほうも売るほうじゃ」

「直して住む…?…大変ね…」

ほんとにこんな感じです。

 

反対される理由

おそらく、一番の理由は「湿気」

周りが田んぼで、水が溜まりやすい土地に建っているので、どうしても湿気が常に高い。

するとどうなるか。

家が早く痛む。

「わざわざ痛みやすいところに建ってる家を買わなくても…」

ということなんでしょうね。

 

やめない理由

そこはたぶん昔から周りが田んぼで、水が溜まりやすい土地だったはず。

それでも家を建てて、空き家になりはしたが、今もこうして立ち続けている。

それは、ちゃんと対策があって実現できたからだ。

であれば、今の技術を駆使して直してあげればきっと良くなる。

 
それに、直す過程で、家はどういう建て方がされていて、どこがどう痛んだのかを見ることができる。

たとえ直すのに大金がかかったとしても、新築を建てる金額の半分以下に余裕でおさまる。(うちはもっともっと少なく済ませるつもり)

だから、人がいらない土地と家を私たちはあえて買いました。

 

家の周りの農地を買うとき

「水に浸かってダメだよ。」

「草刈りに苦労するだけだよ。」

「どうせ赤字だよ」

「もっといいところが安く借りられるよ」

「あの湿原…?何つくるの…?」

家のときと同じです。

若い移住者が農地買って耕作しようとしてんだから、もうちょっと素直に喜べよ!

と心の隅で思いつつ、これも良かれと思って言ってくれているのだと言い聞かせる。

ここも結局水はけの問題。

家の問題と同様に、新しい知識と技術をもってすればきっと解決できる。

 

「やめとけ」をやりたい!

これに尽きる。
「やめとけ」ってことは、普通の人には難しいってことでしょ?

じゃあやらないと。

「若いうちの苦労は買ってでもしろ」

って言葉があるんでしょ?

 
夫婦で田舎に引っ越して農業やること自体、普通じゃないんだから。

私たちはこれからもそんなことばっかりやりますよ、ご近所のみなさん。

反対するのは諦めて、応援よろしくお願いします♪