自動運転による事故は「全部持ち主の責任」でいい
完全な自動運転車、普及しそうでまだしないですね。
技術的には可能、論理的に不可能
自動運転の車はとっくに出来てるけど、それを公道で走らせる法律ができていない。
というのが現状のようです。
どういうことかというと、例えば
何らかの不具合で自動ブレーキが効かなくなった
そのまま進めば、数人の歩行者がいる横断歩道につっこむ
ハンドルをきれば、ひとりの歩行者がいる歩道につっこむ
機械はどっちを“良い”と判断する?
そして、つっこんだことに対する責任の所在は
やはり「車」を完成させた自動車メーカー?
とっさに手動でブレーキを踏まなかった運転手?
不完全な自動ブレーキシステムをつくったエンジニア?
ハンドルをきらせる(もしくはきらせない)プログラムを組んだプログラマー?
そんなの決められねぇよ!
ってとこでつまずいているんだそうです。
そんなの「全部持ち主の責任」でいいよ
世の中自己責任が原則ですよ。
その車を「運転を任せられるほど信頼できる」と判断して購入して、
公道で走らせていた持ち主の責任じゃないですか。
「はぁ?不備のある車を売ってるやつも悪いでしょ!当然責任を負わせるべき!いい加減な車を世に出回らせるつもりか!」
という声も当然あがるでしょうが、よく考えてみてください。
ある自動車メーカーがつくった自動運転の車が事故を起こしたら、そのメーカーの車をそれ以降誰が買いますか?
誰も買わないですよ。
そんなことになれば自動車メーカーとしては経営の危機です。絶対に避けなくてはいけません。
別に責任を負わせる仕組みにしなくても、必然的に自動車メーカーは最善を尽くしてくれるのです。
大切なのは、消費者が見る目を養うこと
「本当にその車に運転を任せられるのか」
「全て自分が責任を負えるほど生産者を信頼できるか」
という目線をもって、自動運転の車に手を出す。
それができないなら手を出すべきではない。
それでいいじゃないですか。
消費者も生産者と一緒に賢くなって、より良いものづくりをする世の中にならないと。
現在のダメダメドライバーだらけの車社会が、
「おおむね完璧」な自動運転になるのであれば、早く実現するに越したことはないと思いますが。
暴論なのは重々承知で書いてますけどね。
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