「遊び心」が一切無い仕事はどんどん消えていくよ


バカ真面目な日本人は苦手かもしれませんね。

「遊び心」

人工知能が発達していくなかで、「真面目」なだけな仕事は必要なくなっていくはず。

あなたの仕事は「遊び心」を活かせますか?

 
 

「遊び」の割合が大きくなる社会へ

私たちの見えないところで、仕事はどんどん機械に取ってかわられています。

それと同時に、人がやらなくてもいいことが増えていきました。

身近なところで言うと、
たとえばコールセンターによる「問い合わせの受付」は、今やネットで調べれば大抵のことは分かるため、必要なくなりつつあります。

これは、

検索窓に入力されたキーワードに対する適当な回答を一発で表示する

という人工知能が働いてくれているおかげで、トンチンカンな回答の中からそれらしいものを探すという苦労なく、答えにたどり着くことができるようになったからです。

単純に言えば、コールセンターで質問にひとつひとつ答えていた人たちのその時間は、自由時間に変わっているわけです。

つまり、仕事の時間が遊ぶ(遊んでもいい)時間になったのです。

こういう現象は他の仕事でも起こり、私たちの自由時間はこれからどんどん増えていくはずです。
 
 

人々の「遊び心」に応えられる仕事が求められる

私たちの単純作業をする時間は、機械によってどんどん減っていき、「真面目」が求められることが少なくなっていきます。

真面目さで機械に勝つことはできませんからね。

 
するとどうなるか。

そりゃあみんな「遊ぶ」でしょう。

今よりもさらにおもしろいこと、わくわくすることを求める人が増えていきます。

それなのに、今までと同じようなことだけをしていては、「人間のくせにつまらん仕事してるなぁ」と言われてしまう世の中がやってきます。

「さすが、人間の仕事」

「機械にはまねできない遊び心だ」

と言われる仕事が、今よりも評価されるようになるのです。
 
 

「遊び心」が活かせる仕事とは?

私が注目しているのは、ものづくりの仕事です。

ものづくりこそ、機械に簡単にマネされるのでは?

と思われるかもしれませんが、それは機械的なものづくりだけで、職人的なものづくりはまだまだ機械には追い付かれなさそうです。
 
 

職人的なものづくりとは

相手(依頼主や材料の状態)によって、細かく作り方を変えるような、職人技。

見た人をあっと言わせるような、職人芸。

これらは、機械でも再現できるけども、それには莫大な費用がかかってメリットがでない

というパターンが多く、人工知能が発達した社会でも生き残っていく可能性が高いでしょう。

 
こんな時代だからこそ、「○○職人」を目指す。

そんな人を応援したいと強く思う今日この頃です。