最高のコストパフォーマンス?ネットで学ぶ「N高等学校」とは


すごい時代になったもんだ。
 

N高等学校は、沖縄県うるま市に所在する高等学校(通信制・単位制)。

角川ドワンゴ学園が2016年4月1日に開校。

カドカワグループ系列企業のもつエンターテイメント性や情報技術を活かし、旧来の教育システム・教育方針を変える新しい形の「ネットの高校」の設立を目指すとしている。

授業やレポート提出はインターネットを通じて行われる。

N高等学校 – Wikipedia

はい、ネットで勉強する高校です。

この怪しい学校の実態を調べてみました。

 
※以下、画像はN高等学校HPより
 
 

学費は?

早速ですが、学費はいくらかかるのでしょうか。

ネットコースだと(通学コースもある)、

3年間の実質負担額は、なんと

 
206,200円

安っ…!初任給か!

カドカワも、黒字化はもう少し先だと考えているようです。

 
 

勉強内容は?

この表がわかりやすい。

Basic Program:高校卒業資格取得のための必修授業

Advanced Program:将来に繋がる豊富な選択授業

という二部構成になっており、それぞれの時間配分は自分次第。

非常に合理的。

 
 

どんな人が入学するの?

さて、この異色中の異色とも言える学校には、いったいどんな人が入学しているのでしょうか。

 

消極的な理由で全日制高校に通えなかった人

対人関係に問題があった

集団学習についていけなかった

学費が高すぎた

などの理由で、ネットで完結して学費も安いところにせざるをえなかった人がまずいるでしょう。

ネットの評判を見ると、たいていそういうところをピックアップして、「不適合者の集まる場所」という扱いをしている場合が多いです。

 
 

他のやりたいことにも時間を割きたい人

効率よく勉強もしながら、他のやりたいことをやる、もしくはやりたいことを見つけるための時間をつくりたい人たち。

こういう人たちにはN高等学校はまさにうってつけ。

さすがカドカワ。
プログラミングに関する授業はかなり充実しているようです。

個人的に気になったのは、プログラミングよりもこれ。

ビビっときましたねー

わかってるじゃないか、カドカワさん。

う~ん、すばらしいラインナップ。

 
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ふつうの高校生になって将来どうするの?

「ふつう」がどんどん損する時代。

こんなに早く、低コストで「ふつう」から抜け出せるなんて、私は素晴らしい学校だと思いますね。

こういうものにGOサインを出せる大人がもっと増えればいいな。


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