高校・大学は「やりたいことを見つけられなかったやつ」が行くところだと思え!


やりたいことを探させない教育

日本の教育は、「やりたいことを真剣に考えよう」という機会を与えてくれているだろうか。

私の記憶では、否。

「がんばって勉強しておけば、選択肢が増えるから。」

という理由で、とりあえず勉強させておくというのが今の教育じゃないか。

 
国としては、子どもたちにより多く教育費を使ってもらったほうがGDPは上がるし都合がいいのだろう。

従順なサラリーマンも増えるし。

 
とにかく今の教育は、

選択肢の多さばかりを掲げて

やりたいことを見つけることの大切さ

をないがしろにしているような気がする。

 

高校・大学は本当に選択肢を増やしてくれたのか

確かに、

中卒よりも高卒のほうが

高卒よりも大卒のほうが

生涯賃金は高い。

実質、大卒でないと入れない会社が多い。

 
その部分だけ見ると、高校・大学は選択肢を増やしてくれているように思う。

だけど、こうも言えないだろうか。

大学に行ってしまったがゆえに、

スポーツ選手になれなかったのかもしれない

アイドルになれなかったのかもしれない

画家になれなかったのかもしれない

大工になれなかったのかもしれない

 
一流企業に“入るしかなかった”のかもしれない

 
もちろん、大学に行って、なりたかったものになる人もいる。

けれど、

「大学まで行ったんだから」

ということが足かせになって、

そういう道を選べなかった人、そういう道があることすら頭になかった人はそれ以上にいるだろう。

 
「勉強したから選べる」

という単純な話ではない。

 

高校・大学に行かなくていいような教育を

高校・大学に行かなくていいような教育

つまり、

より早くやりたいことを見つけることのできる教育

を増やすべきなのではないか。

 
テストのための勉強ではなくて、どんどん視野を広げて自分の進みたい道を見つけられるようになるための教育。

 
「何のためにこんなこと覚えるの?」

と子どもたちに言わせるようではいけない。

先生以外の社会人との接点が全然ないのもいけない。

そんな教育の学費の返済で貧乏するなんて言語道断。

 

別のやりかたは、いくらでもあるはずだ。


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