メガバンクの内定が出たときの話【くだらん噂は信じるな】
私の時代は大学3年生の12月から就職活動がスタート。
とりあえず私は
「今後なくてはならないもの」
という基準で、
業界をIT・不動産・金融
の3つに絞りました。
そんで、とりあえず適当にプレエントリー、エントリーシート提出、面接。
結局ちゃんとエントリーしたのは50社ぐらいかな。
就職活動はパズルみたいなもの
決められた文字数に合わせて何パターンか自己PRをつくる。
それを企業に合わせてアレンジ。
そして、矛盾してるところは無いか徹底的にチェック。
自分の性格や過去の経験をなんとかして意味のあるものに仕立て上げて、企業に合うピースをつくっていく感じ。
今思うとかなりクレイジーな作業…。
メガバンクの選考が進む
本番の面接が始まるのは4月からなのですが、それまでリクルーターと呼ばれる社員さんとの面談が何度かあります。
まぁ実質面接です。
そこでイマイチ、と判断されればピタッと呼ばれなくなりそのままさようなら、です。
このリクルーターに気に入られることができてやっと、本番の面接に挑むことができるという具合。
私、なぜかリクルーター面談なしで本番へ
聞いてた話と違う。
待てども待てどもリクルーターらしき人に呼ばれない。
その代わりに、電話で定期的に連絡してくる人がつくという謎パターン。
会ってもらえないんだから、良くはないと思う。
でも他にそんな人聞いたことない。
この時点で、「ここは別にいいか。」という心持ち。
一方で、選考に進める企業が限られてきて焦りも出てくる時期。
Webテストの後、連絡来ず
普通、Webテストってのは最初にやってバサッと人を絞るためのものなのですが、ここはだいぶ後半にやってきました。
意図は不明。
手応えとしてはそれなりだったにも関わらず、Webテスト後に何の連絡もなし。
テスト不合格とも言われないまま、今までの電話連絡もピタッとなくなる。
ほぉー、ここで終わりかぁ
と思いかけていた頃(4月はじめ頃)に、面接のお知らせ。
私「え、Webテストの結果もまだ聞いてないんですけど」
「あぁー、大丈夫ですよー!」
とのこと。
何が大丈夫なのか。
とりあえず面接に行くことに。
周りには内定を獲得した人がちらほら出だして、さらに焦りが出てくる時期。
3日連続の面接
始まったら早い早い。
これは有名な話なのですが、メガバンクは面接終了後、クリアなら次の日にまた面接に呼ばれるんです。
それで3日連続面接。
そこで私が経験したのは、2つの「面接が不合格のときのサイン」。
ひとつめは、「エレベーターまで丁寧に見送られる」
もう会わないから最後のあいさつとして丁寧に扱われるんじゃないか、という噂。
合格なら「また明日!」的なノリ?
ふたつめは、面接終わりに「これからも就職活動頑張ってください」と言われる。
これからも就職活動をする必要がある=ここでは内定を出さない
ということでは?という噂。
はい、噂に過ぎませんでした。
3日目は続けて3人と面接
偉い人→もっと偉い人→もっと偉い人(役員)
という感じ。
覚えているのは、
「自分をモノに例えると?」
と聞かれて
「バネです!」
と、いつかのために用意しておいた回答をやっと使えたことと、
最後に役員から「おめでとう。内定です。」と言われて握手したこと。
「うし!くだらん就活終わり!」
とガッツポーズ。
振り返れば狭い世界
やればやるほど視野が狭くなって、得るものなんて本当に内定ぐらいしかない。
今の時代、そんなふうにして得られる内定に価値があるのかさえ疑問です。
まぁ私は就職活動で妻と出会いましたけどね!
要するに、いつでも視野を広く、噂にいちいち惑わされず自分を強く持ちましょうってこと。
よそはよそ、うちはうち!
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