ストレス解消は「消費」よりも「生産」でするべし
ストレス解消のために、(大したことしてないのに)「自分へのごほうび」とか言って必要のないものを買う人たち。
確かに、買った瞬間はテンションが上がるかもしれない。
でもそれはすぐに飽きて、また同じことを繰り返す。
そしてお金は減っていく。
もっと働かなきゃ。
ストレス。
資本主義の餌食。
バカ。
ストレスだけじゃなくて、辛いことを乗り越えようとするときに、人は「消費」で解決しようとするけど、それはあまり賢くない選択だと思う。
例えば、これから梅雨がやってくる。
雨ばかりで、ジメジメして、憂鬱になりがちな時期。
メディアは、ここぞとばかりに「イヤーな雨をオシャレな雨具でハッピーに乗り越えよう♪」なんて言い出して
多くの人がそれに影響されて、すでに持っているはずの傘や靴を買う。
次の日はテンション高めで過ごすけれど、すぐに見慣れていつも通り。
なにひとつ自分の身にはならない。
お金が少し減っただけ。
これが“消費で”ストレス解消。
これを生産に置き換えたら?
梅雨って、梅が熟す時期なんです。
つまり、梅干しを漬ける(生産する)時期!
梅干のすっぱさの素といわれているクエン酸には、
汗で失う塩分や、ミネラルの補給、疲労回復、殺菌作用(お弁当に入れるだけでごはんが傷みにくくなる!)など、
まさに梅雨の時期にうってつけの効果が盛り沢山。
「梅はその日の難逃れ」
(朝、梅を食べれば、その日一日、災難から逃れることができる)
ということわざもあるほど!
イヤーな梅雨を乗り越えるために、梅干しを漬けるというのはお金もいらないし、実際に体に良い効果もあって、とても合理的なことなんです。
梅干しってすごい!
…という話をしたいわけではなくて、ちょっと工夫して“生産”してみるだけで、辛いことでも楽しく、むしろステップアップに繋がる可能性だってあるんです。
梅干し漬けの達人として名が売れたりさ。(極端)
とにかく、消費しか脳がないと、生産者のために働き続けるしかない人になっちゃいますよってこと。
そういう考え方ができる人たちと付き合っていきたいな。
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