わが家には換気扇がありません。24時間自然換気システムがあるから。


普通の家なら必ずある、換気扇。

風呂とキッチン、あとトイレもあるか。

わが家にはそれらがありません。

 

システムバスにすら付けていません。

(ちゃんと付けないという選択ができることに感動。)

 

 

改築を進めるときも、

 

業者さん「換気扇はどこに付けますかー?」

「うちは換気扇つけないです。」

業者さん「え?」

 

 

別の業者さん「えーっと、換気扇の配線は…」

「いりません。」

 

このやりとりを何度したでしょうか。

 

 

妻の言い分はこう。

「換気扇は掃除が大変。」

「窓開けるから換気扇なんか付けなくても大丈夫。」

 

 

確かに古民家は、ただでさえ隙間だらけで常に換気状態。

その上、窓も開ければまぁ換気不足ということはないでしょう。

24時間“自然”換気システムなのです。

 

こういうわけで、わが家は換気扇の導入費用と掃除の手間とは無縁なのでございます。

 

そもそも、換気扇がないといけない今どきの家は、言い換えれば

換気扇を回さないと汚れた空気が滞留し続ける家

ってことなんですよね。

それにみんな気付いていない。

 

いくら部屋が暖まりやすくても、汚い空気で頭がぼーっとする家なんて私たちはごめんです。

 

建築家でありDIYの先生でもある福本さんもおっしゃっていた。

「隙間風のある家に住むべきですよ。」

ほぉー!ということは、わが家は建築家推奨の家だ。

 

 

買いたくても買えない、隙間風のある家。

 

空き家バンクになら、あるかもね!