「自分で散髪」という副業

2023.3.31


移住してから、自分で髪を切るということをし始めた。

これから5年ほど経ちました。今も継続中なので再更新。

 

 

前々から、自分の髪を3,000円も払って人に切ってもらうことに違和感があって、しばらくは1,000円カットに落ち着いていた。

それでも消えない違和感。

いわば、自分の爪やヒゲを人に処理してもらうような。

 

髪は美容師に切ってもらうもの、と思い込んでしまっているのでは?

爪を切るのと同じで、コツさえつかめば髪を切るなんてそんなに難しくないはず。

ちゃんとやろうとしたことがないだけで。
道具だって簡単に手に入るし。

 

それでも自分で髪を切っている人ってほとんどいない。

メディアがもし「爪の切り方は指の形に合わせて切らないと危険!プロに安全・正確・きれいに切ってもらいましょう!」とか言い始めたら、「そうか!たしかに爪を自分で切るなんて危ない!巻き爪とかになったら困るし!」という風潮があっさり広まって、自分で切る人がいなくなったりするんだろう。

そういう国だ。

 

この持ち前の深堀り思考で、散髪に1,000円すら払うのが嫌になってしまった。

美容師さんにお願いするのは、何か特別な技術を必要とするときだけでいい。

私にとっては、行くのが当たり前という場所ではない。

 

そもそも芸能人でもないのに、プロにお金を払ってまで髪型を整える意味とは。自意識過剰では。もっと他に使い所あるやろがい。

 

自分で散髪するのって結構楽しい。

ここはこうしたいな…と思えばそうすればいいだけ。

あ、ここまだ長かったかな。明日切ろう。

毎日ちょっとずつ切ればいいか。

すべて自由。ノンストレス。

 

散髪屋でこうはいかない。金払ってるのに。

となると散髪屋なんかいけないよね。

日本経済的にはこれじゃあ困るんだろうなぁ。

 

5年ほど経ったので金額にすれば数万円ぐらいになっているはず。下手をすると10万円以上?そういう点で言えば「自分で散髪」は副業並のスキルであるといえるのでは。


家計