「指定ゴミ袋」、ムダだからやめません?


安芸高田市では、有料の指定ゴミ袋が導入されています。

はっきり言って、これって無駄じゃないですか?

 

 

そもそも指定ゴミ袋を導入する目的は、

  • ゴミを出す量に応じて、市民に公平に費用の負担をしてもらうため
  • 袋を有料にすることで、出すゴミを減らそうという意識を持ってもらうため

というふたつが主なものです。

 

ひとつめの理由は確かに理にかなっているかもしれません。

 

しかし、やはり一番の目的はふたつめの「ゴミを減らす」ことであるべきでしょう。

さあ、その点において指定ゴミ袋とはどういう存在でしょうか?

 

「捨てるためにわざわざつくるもの」

 

言い換えれば

 

「わざわざつくったゴミ」

です。

 

ゴミを買ってきて、そこにゴミを入れて出しているわけです。

 

 

もし指定された袋以外でも良かったとしたら、一度使ったレジ袋をもう一度活用してゴミを出せるのに。

これのどこがいけないのでしょうか。

 

そもそもレジ袋というのは、いわば石油のあまりものでつくることができるため、むしろ資源の有効活用だともいわれています。

それぞれがマイバッグを持つ方がよっぽど石油の無駄遣いだということです。

 

 

極端な話、自治体は指定ゴミ袋で小遣い稼ぎをしていると言うこともできます。

市民に強制的にお金を使わせているわけですからね。

 

「ゴミの分別」というと一般的に良いイメージでとらえられますから、自治体も堂々と推進することができるのでしょう。

 

かなりいじわるな見方をすると、ですが。

 

 

真理を突き止めるのは困難ですし、わかったところで抵抗しようのないことではあるかもしれませんが、そういう視点を持つことも必要ですよ、というお話でした。