給食がまずい学校は行く価値なし。給食が美味しい学校に行かせよう。
私が通っていた小学校と中学校には給食があって、すごく美味しかったのをよく覚えている。
毎月配られる献立表で、好きなメニューを見つけてウキウキしていたものだ。
揚げパン、シジミの佃煮、サバの味噌煮、唐揚げ、春巻き…
思い返してみると、なんでもうまかった。
米も、パンも、出来たての温かいおかずと一緒ならぺろりと食べられた。
そう、私の通っていた学校には「給食室」があって、そこで毎日給食のおばさんがわたしたちの昼ご飯をつくってくれていた。
「出来たてのご飯は美味しい。」
教育の上で、こんなに大事なことはないだろう。
給食のおばさんのおかげでおいしいご飯を食べられているということは知っていたし、そのおかげで勉強も頑張れていたところもあると思う。
出来たての給食が食べられない学校があるというのを知ったのは、大人になってからだ。
驚いたことに、学校に給食室がある「自校方式」は、小学校は50%未満、中学校は30%未満なんだそうだ。
約半数がセンター方式(複数校の共同調理場から配送)で、数%がデリバリー方式(民間業者から配送)とのこと。
保温して配送すると言えども、出来たてアツアツの状態で生徒たちのもとへ届けるのは難しいだろう。
半数以上の学校で、出来たてアツアツの給食が食べられないなんて。
中には、冷たい給食が出されて、それが不味くて残してしまう生徒がいる学校もあるんだとか…。
最近はコストの問題で、センター方式やデリバリー方式の学校が増えているらしい。
なんてこった。
「食事」という根柢の部分を、コストの問題でおろそかにしてしまう学校なんて行く価値はない。
ただでさえくだらないことばかり教えているのに、食事の大切さ、楽しさ、おいしさを教わる機会も奪ってしまうのか。
不味い給食を出しておいて、何が教育だ!
妻はこう言った。
「午前中は給食をつくる時間、でもいいぐらいや!」
と。
当然、コスト的に、衛生的に、学習指導要領的に不可能だろう。
だから学校はダメなんだ。
そこにコストをかける学校になればいい
衛生面も実地で教育すればいい
学習指導要領を改訂すればいい(無視すればいい)
田舎なんて特に、地域の食材を使った給食を出すだけでいろんなことが学べるのに。親も子も。
リスク回避ばかりの学校教育、よくないよなぁ…。
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