「下っ端」を目指すように教え込まれた日本人


年末で帰省中。

誰も見てないだろうと、のんびり更新。
 

天下統一を目指した戦国武将、織田信長の名言をふとしたきっかけで知ったのでご紹介。

「仕事は自分で探して、創り出すものだ。与えられた仕事だけをやるのは、雑兵だ」
※雑兵(ぞうひょう、ざっぴょう)身分が低い兵士。歩卒。転じて「下っ端」「取るに足らない者」のことを指す言葉。

 

サラリーマンにとっては耳が痛い言葉じゃないでしょうか。

日本人は、サラリーマンになって与えられた仕事をこなすために学校へ通って勉強しているので、雑兵になってしまうのは仕方がないことでしょう。
 

生涯賃金の高さを話題にすることがよくありますが、「賃金」は、使用者が労働者に対して、労働に対する報酬として支払う対価のことですから、そもそも雇われる前提で仕事を考えてしまっているのがよくわかります。

 
実際に、日本人の8割以上がサラリーマンで、仕事を自分で探して創り出す方法を知らない人がほとんどです。
 

極端に言えば、8割以上が「取るに足らない者」である国ということ。
 

だから回っているのかもしれないけど。

これを日本人らしい、ということで済ませていいものなのか。
 
 
歴史自体は無意味な教科だと思うけれど、こういう現代にも通ずる話をピックアップして教えてくれるなら楽しいだろうなぁ。


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