「努力が報われなかった」とか言うやつはだいたい頭悪い


日本って、努力にやたら敏感に反応する。他の国知らんけど。

努力する人は偉い

努力すれば夢は叶う

努力したのに失敗した

とか。

メディアもこういう話が好きでよく話題にしてる。

 

まぁそれは別にいいのだけど、私が気になるのは

「努力したのに報われなかった」

とわめく奴。

 

まず、努力が成功に結びつくと思ってる時点で間違い。

 

失敗したときに

「あれだけやったのにうまくいかないなら自分には向いてないんだわ。やーめた。」

と、きっぱり諦めるためにやっておくのが努力。

 

それなのに

「あれだけ努力したのに…」

「自分なんてダメ人間だ…」

「こんな社会クソだ…」

とかウダウダ言って時間と精神力をムダにしている人が多すぎる。

 

努力ではどうにもならない向き不向きは絶対にある。

 

でも本当に頭が悪いのはウダウダ言う人ではなくて、「努力は報われる」的なことを子どもに教える大人たち。

そんなもんじゃないということをみんなわかっているはずなのに、子どもに対しては無責任に、社会で通用しないきれいごとを教える。

 

「いつでも正直に」

という教育にも同じことが言える。

いつでも正直なやつなんか、社会でうまくやっていけるはずがない。

賢いやつに利用されるのが関の山。

これも、大人はわかっているのに子どもには「正直に」と教える。

 

 

精神衛生上そのほうがいいのかもしれないが、本当に子どものことを思うなら

「結果がどうなっても落ち込まないための努力を」

「周りとうまくやっていくための嘘を」

ときちんと教えるべき。

まぁそんなことを教えられる頭の良い先生は学校にはいないだろうが。