「要領よくやること」を教えない日本の学校教育


要領よくやるというのは、社会で生きていくうえで結構重要な要素。

 

要領が悪いと周りに迷惑をかけてしまうこともあるし、したいことができなかったりして何より自分がしんどい。

 

しかし学校ではそれをきちんと教えてはくれない。

要領よくやることよりも、「最後まで頑張ることが大切」というキレイゴトを子どもに教えてしまう。

 

そのせいで、どう考えても理不尽な部活動をやめなかったり、効率の悪い勉強方法を長時間やったりする生徒が出てくる。

真面目な生徒ほどそうなってしまうのだ。

 

 

そのまま大人になるとどうなるか考えてみてほしい。

ブラック企業に勤め続けて体を壊すこと必至。

 

小さなことをあげればいくらでもある。

役に立たない、おもしろくない本、映画、セミナー、習い事、人付き合いを「一応最後まで…」と続けてしまう。

 

 

要領の良し悪し、というと難しい気もするが、要するに

自分にとって有益かどうかを敏感に察知して行動する能力を身につけるべきだということ。

これが日本人はとても苦手。

どんどん次に行くことを良くないことだと考えてしまう。

 

 

周りの目を気にして最後までやり遂げるよりも、自分がおもしろいと思うことに早く出会うほうが絶対に重要なことだと思う。

 


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