「元〇〇」の方が信用されるという皮肉


元銀行員のまもるです。

 

みなさんどうですか?

現役銀行員がすすめる投資方法

より、

元銀行員がすすめる投資方法

のほうが、本当のことを言っているような気がしません?

 

特に金融業界ではその傾向が強いように思います。

元保険屋とか、元証券マンとか。

 

最近ではかんぽ生命が話題になっていますが、営業マンにとっては売り上げは生活の柱ですから、相当なプレッシャーがかかっているのです。

実際にあるニーズにかかわらず、会社が求める量、商品を売ってこないといけない。

 

彼らのセールスすべてが、世のため人のためになっているとは言い難い状況になるのも無理はありません。

 

それが世の中のセールスに対する不信感の増大を招いてしまっているのです。

インターネットでいろんな暴露話が拡散されることも多くなっているので、その風潮は今後も強くなりそうです。

 

 

「元」であれば、現在はそれで生計を立てているわけではないので、売り上げに対するプレッシャーもなく、売りたくないものを無理やり売る動機もない。

だからイマイチな商品を売りつけられるという心配がありません。

 

信用が重要なサラリーマンは、売れば売るほどどんどん信用がなくなっていき、別にそこまで売る必要のない「元」サラリーマンに信用が集まる。

 

 

営業だけじゃないですね。医学界やNHKなんかも影響を受けつつあるようです。

農業も他人ごとではないかも。

皮肉な世の中ですね。