このデフレ時代に私たちがやっておきべき行動とは【デフレ時代の資産防衛術】


こちらの続き。

 

まだしばらく日本はデフレ脱却を実現することはできなさそうなので、今のうちに我々個人はどうふるまっておくべきなのかということについてのお話を。

 

まずはデフレを簡単におさらい。

モノの供給量 > カネの供給量

という状況が続くとデフレになります。

 

モノがカネに対してたくさんある→モノが安くなる

企業の売り上げが下がる

投資・採用を減らす、クビにする、給料を下げる

消費が落ち込む

 

という感じ。

 

 

さあ、こんな状態のとき、賢い人はどう行動するでしょうか。

 

 

モノが安いんです。なら買いましょう。

ただし、ただのお買物ではいけません。ムダなものを買うぐらいなら現金を持っていた方が賢いです。

 

将来上がる見込みのあるものを買うんです。そう、投資です。

株でも外貨でも不動産でもいいでしょう。個別銘柄はだめですよ?それはギャンブルと変わりません。できるだけ分散しましょう。

 

 

もっと良い方法は、お金を借りて投資することです。

なぜなら金利が安いから。お金の価値が高まっているのに、それを借りる金利は安いんですから。最高です。

 

つまり、なんらかの事業をやろうということですね。

サラリーマンとして頑張ったとしても、それはデフレに苦しみ続ける企業の中での話ですからそれほど大きなリターンは得られないでしょう。

 

正直、総資産数百万程度の人が株や外貨に普通に投資したって、増える額が少なすぎて大して将来に影響しません。

数万円の増減に一喜一憂して無駄に精神をすり減らすだけです。

 

投資が本当に意味を成すのは、例えば「一千万のお金をどう守るか」というようなときで、増えた分を生活の足しに…なんていう人は投資よりももっと別のことに頭と時間を使った方が良いです。

 

まずお金を借りてしっかり資産を形成してから、将来上がる見込みのあるモノを買っておく

というのが、このデフレ社会にわれわれがとっておくべき行動だと言えるでしょう。

 

 

将来デフレ脱却のために日銀がじゃんじゃんお金を刷り始めたとき、あなたの資産は爆発的に増えることでしょう。

それがいつになるのかはわかりませんが、今何もしないよりはマシでしょうね。

 

 

※これは資産を増やしたい人のためのお話です。


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