銀行を辞めて後悔する人と後悔しない人の違い


銀行というのは、就職先としてはかなり条件の良いところです。

 

給料が良い

早く帰れる(帰らされる)

福利厚生が手厚い

ネームバリューがある

などなど。

 

しかし、やはり銀行を辞めていく人が一定数います。

理由は様々でしょう。

 

ノルマがきつい

上司が厳しい

他の業種に興味があった

何かやらかした

 

同じ銀行をやめるという選択に至った人の中でも、その原因によってそれを後悔することになってしまう人と、そうならない人がいます。

その違いとは何でしょうか。

 

 

銀行でお金について学んだか否か

銀行に就職したのなら絶対にやっておかなくてはいけないこと。

それは、お金について勉強することです。

 

他人の年齢、職業、口座内容を閲覧できる立場の人なんて、銀行以外にいません。

そんな環境にいてお金のことを勉強しないで銀行を辞めてしまったら、必ず後悔します。

 

 

何をもって「お金について勉強したか」を判断すれば良いのか。

簡単な指標があります。

 

銀行が取り扱っている金融商品がいかに危ないものか

銀行の未来がいかに危ういか

 

ということを感じ、それを原因にやめる決意をしたかどうかです。

 

お金についてある程度の知識がある人は、銀行の進める金融商品なんてまず手を出しません。コストが高すぎるからです。

とんでもなく非効率な業務を維持するために膨大な人件費を確保しないといけないので、なるべく高コストな商品を営業して売り続けなくてはいけないのです。

 

ネット社会がますます発展すれば、現在の銀行業務なんてほとんど人手を必要としません。

実際に数千人以上のリストラが行われている中でそれを未だに感じ取れないでいるというのは、お金の本質について理解できていない証拠です。

お金を守るための業務に、多くのコストをかけなくてはならないというのは本末転倒です。

 

 

こういうことをしっかりと学んで、別の道へ進もうとしている人は、後悔することはほとんどないでしょう。

自分のお金の扱い方も習得しているはずです。

 

銀行で高い給料をもらっているだけでは豊かになれないことも周りを見て気付いていることでしょう。

 

むしろお金について学べたと自分で思えた時点で、なるべく早く他の業界で世のためになることに時間を費やすことを強くお勧めします。