国産薪ストーブをまとめて比較!【価格・性能など】
現代社会では、一部の余裕のある人しか選択しない薪ストーブ。
自然が好き、木が好き、火が好きな薪ストーブユーザーは、きっと循環にも意識を向ける人が多い。
そうするとまず気になるのは国産の薪ストーブ。
外国産のものはデザインが凝っていて種類も豊富ですが、やっぱり日本のものを選びたい。
そんな方のために、国産薪ストーブをまとめて比較してみました。
ホンマ製作所
薪ストーブといえばここ。
新潟県に本社があり、火にまつわるあらゆるものを製造・販売しています。
鋳物(いもの)製と鋼板(こうはん)製という二種類の薪ストーブを取り扱っています。
鋳物製は、じっくり暖かくなって冷めるのもゆっくりなので長時間の使用に向いていて、
鋼板製は、鋳物より早く暖まるが冷めるのも早いので比較的短時間の使用に向いています。
暖房面積や使用する薪の種類によってもさまざまなラインナップが用意されており、生活スタイルによって種類を選べるのがホンマ製作所の薪ストーブと言えるでしょう。
HP:http://www.honma-seisakusyo.co.jp/
AGNI(アグニ)
岐阜県にある株式会社岡本が製造・販売している薪ストーブです。
鋳物製のみを取り扱っています。
「針葉樹燃焼も可能にしたAGNI独自のハイブリッド燃焼システム」というものを売りにしています。
ざっくり言うと、とっても効率良く燃焼させるシステムを開発した、ということです。
AGNIは他と比べてデザインに力を入れているような印象です。
2016年にはグッドデザイン・ベスト100に選ばれています。
HP:http://www.nbk-okamoto.co.jp/agni/index.html
モキ製作所
長野県にある会社です。鋼板製の薪ストーブを製造・販売しています。
薪ストーブの導入を検討していたときに見つけて記事にしていました。
ここの特徴は以下の通り。
世界初の三次燃焼システム「無煙薪ストーブ」を発明。
無煙薪ストーブ「燃焼哲学」は針葉樹や竹や丸太薪を選びません。高温燃焼の為25℃で家中ぽかぽか。また灰取りは月1回です。
これを信じるなら、断トツの性能と言えるでしょう。
日本・ドイツ・アメリカ・中国で特許を取得しているとのことなので、デタラメということもなさそうです。
性能重視ならモキ、といったところでしょうか。
価格の比較
造りが違うので簡単に比較はできませんが、出力熱量あたりで比較して印象を記しておきます。
はっきり言って、AGNIは高すぎます。デザインが洗礼されているという特徴はありますが、それにしては少し贅沢すぎるのではないかと感じました。
ホンマ製作所とモキ製作所はそこまで大きく差はないですが、ホンマ製作所のほうが少し安く提供されているようです。
会社の規模が大きいため価格を抑えて提供できるのかもしれません。
ただ、性能的にはモキ製作所のストーブでも十分リーズナブルな価格設定だと思います。
ざっくりとですが、
鋼板製で出力熱量が同じぐらいのものを比較して
ホンマ製作所が20万円
モキ製作所が25万円
という感じ。
AGNIですが、出力が他と同じぐらいでも価格は倍以上します。
何か大きな要因があるんだろうか?
私がおすすめしたいのは…
当サイトでも何度か登場していますが、私のおすすめは広島県安芸高田市の岡崎建設さんが製造・販売されているMaki式薪ストーブです。(Facebookページ:https://www.facebook.com/makisikistove/)
(「一家暖らん」という言葉に勝手に親近感を抱いております。)
町の鉄工所だからこその柔軟性で、鋼板製のフルオーダーメイド薪ストーブをつくってくれます。
設置場所の環境や、欲しい機能に合わせて製作してくれるので、薪ストーブについて全然知識がない人でも安心です。
もちろん全国対応。
過去記事でも書きましたが、私は薪ストーブではなく、自作ロケットストーブでお世話になりました。
このように岡崎建設さんでは幅広くストーブの相談に乗ってくれるので全国的にも非常に貴重な業者さんだと思います。
購入していないので価格についての具体的な情報はないですが、20万円台から大型のものは40万円台ぐらいのようです。(過去の販売実績をたどっただけなので、詳細は直接岡崎建設さんまでお願いします。)
製造から設置までをしっかり相談しながらオーダーメイドの薪ストーブを手に入れられるのはMaki式薪ストーブだけじゃないでしょうか。
最後は地域の薪ストーブ屋さんの宣伝になりましたが、安いものではないので納得できるメーカーをしっかり選んで購入しましょう!
家で火を眺める暮らし、最高ですよ。
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