政治に関心を持たない理由は、「人しか選べない」から
市長不在の安芸高田市からお送りします。
時間の無駄なので投票には行かない宣言をしている私ですが、
投票に行かない人に「投票に行け」と言うのは、浅はかで横暴だ
投票に行かない宣言をしてから、何人かが「投票行こうよ!」と説得を試みてきた。ネット上でも「投票に行かないなんてどうかしている」という声が溢れている。 しかし彼らは理解しているのだろうか。投票率が低くても、世論は十分に反映されているということを。 細かい説明は省くが、統計学的には投票率が1%もあれば、有権者全体の投票結果がほぼ正確にわかる。開票開始からすぐに「当選確実」と発表されるのもそういう仕組みだ。 統計学を使えば、わざわざ全体を見なくても結果が得られる。(もし全体の結果が大きく違...
一家だんらん
同じような「政治無関心層」が増えている理由としてあげられるのが、
選挙では人しか選べないから
という問題です。
選挙が終わればもう市民の出番は終わりで、当選した人がその後どのような仕事をするのかまでは関与できない。
もちろん公約を掲げて立候補してはいるのですが、それが実際に達成されるかどうかは不問。
小池都知事が良い(悪い)例。
公約そっちのけでも全くお咎めなしです。
つまり、希望の人が当選したところで希望した政策が実行されるわけではないのです。
そもそも、政治家が普段どんな活動してるかもイマイチわからない。
会社で言うならば、採用はしたけど毎日何の仕事をしてるかわからないし、言われたこともやらない、というのと同じこと。
その上指示すらできない。普通の会社ならありえない話です。
ね?投票って無駄でしょ?
本当に政治に興味を持ってほしいなら、当選後の仕事にも関与できるような仕組みをつくらないといけません。
「どういう仕事をするかは全てネットでアンケートを取って決めます!」
「日々の取り組みと結果は随時みなさんに報告します!」
という人がもしいたなら投票行くかもね。
要するに、本当の意味で政治に参加するには政治家になるか、直接民主主義に則った政治家を当選させるかしかないのです。
まだまだ日本は無駄な選挙を繰り返すようですよ…。
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