[PR]安芸高田市「有機の郷構想」について取材してきた!


各地でいろんなプロジェクトが常に動いていると言っても過言ではないほど、地域住民による活動が盛んな安芸高田市。

そのプロジェクトのひとつ、安芸高田市「有機の郷構想」について取材してきました。

 

 

「有機の郷構想」とは?

合同会社「豆の木」の山本昭利さんが、自らが有機野菜で健康を取り戻したという経験から、やはり食べ物が一番大切だという想いが強くなり、安心・安全な有機野菜の栽培を開始。

その後、多くの方々に呼びかけをしながら、町ごと有機の郷にするという構想を持ち、動き始めておられました。

そんな中、地域の人口が減り続けている昨今に危機感を持っていた株式会社住吉の会長である住吉眞一さんもメンバーに加わり、今後の町づくりがどうあるべきか、何か貢献できることはないかということについても考えるようになっていきました。

 

 

有機農業に関心を持つ若者が増えてきている

若い人を地域に呼び寄せるために必要なものは何なのかを模索している中で、安心・安全・健康のための有機農業に関心を持つ若い人が増えてきていることに気付きました。

地域に数多くある、耕作放棄地とのマッチングもできるのではと考え、

「安芸高田市を『有機の郷』として有機農業に関心を持つ人たちを受け入れられる地域にしていこうじゃないか」

という気持ちが一致して、「有機の郷構想」がスタートしたそうです。

 

 

現在積極的に進めているのが、有機堆肥づくり。

今年4月に美土里の堆肥センターの運営委託を受け、本格的に堆肥づくりにも取りかかり始めました。(竹チップを利用した有機堆肥づくり。)

 

現在は専門家とともに、より良い有機堆肥生産のための研究を行っているそうです。

 

私自身、堆肥センターには結構興味があるのでまた撮影しに行く予定。

 

 

生産している野菜

現在は、山本さんに助言をもらいながら、トマト、ハバネロ、にんにくを栽培しています。

 

さらに今年は、農協では規格外となるトマトも活用するために、安芸高田市内にある大前醤油さんとタッグを組んで、トマトポン酢やケッチャプなどの6次化も進めています。

 

 

 

「自主的に活動するような人を地域に迎えるきっかけにしたい」

有機の里構想で実現したいこととして、「やりたいことを自ら探して、精力的に自分の暮らしをつくっていくような人を迎えたい」とおっしゃっていました。

未来の移住者の想いに応えられるよう、住まいや耕作地の提供にも協力しています。

 

私自身も感じることではありますが、田舎で、さらに農業をするとなると、さすがにおんぶに抱っこでは豊かに暮らしていくのは難しいと思います。

自分のスキルを活かして稼ぎ口を増やしたり、助けてくれる仲間を増やす人でないと、地域とともに消耗する結果ことになりかねません。

 

ぜひ地域とともに発展していけるような人を迎えるきっかけとなってほしいですね。

 

ちなみにトマトの栽培などの日々の様子は、「田舎暮らし広島.com」のブログでも見ることができます。

 

 

 

こちらでも、有機の郷構想について引き続き取材して記事にしていきますのでお楽しみに!