誰でも簡単に見られるものはなるべく見ない方が良い


これは私が最近意識して実践しつつあることなのですが、

誰でも簡単に見られるもの(特にメディア)はなるべく見ないようにしたほうが人生にプラスに働くことが多いのではないか

と思っています。

 

たとえばニュースサイト。

トップに出てくるニュースはあらゆるメディアで発信されているので、それは「大半の人が知っている情報」ということになります。

その時点でそれは情報としてはあまり価値のないもの、と判断してよいと考えています。

その情報を知っているという優位性が働かないですし、本当にみんなが知っておくべき情報であればこちらから見に行かずとも何らかの方法で入ってくる。
そこで入ってこないニュースなのであれば、別に知らなくても良い情報なのだということにしています。

 

これだけ情報に溢れているのですから、ただ単にやってくる情報をフィルターなしに受信していてはキリがありません。

情報を受け取れる時間は当然有限ですから、自分が得られる情報の中の「価値ある情報率」をどれだけ上げることができるかがとても大切だと思うのです。

 

であれば、勝手にやってくる情報よりも、取りに行かないと得られない情報に絞った方がトータルの価値としては後者のほうが大きいので、トップニュースのような情報はあえて見ない選択をするべきなのです。

 

この考えでいくと、テレビは基本的に全て価値のない情報だと言えます。100%娯楽のため、と考えるべきでしょう。
それほどおもしろくない番組をぼーっと見ている時間はこれ以上ないと言っていいほど無駄な時間です。

あと最近でわかりやすいのは、YouTubeの急上昇カテゴリです。

あれは急上昇であるがゆえに、情報としてはまるで価値のないリストだと言えます。(情報を得るためにYouTubeを見るわけではないと言われればそれまでですが)

 

SNSで拡散される情報なんかもそうです。

1番良いのは、ネットは連絡と調べ物と情報発信するためのもの、と位置づけることです。

 

じゃあ代わりに何を見るのかという話ですが、やはり書籍がベストだと思います。

特に古本屋。出会いにある程度ランダム性があるので、「あまり誰も興味が無い本(情報)」を手に入れられる可能性が高いからです。

どれだけネット社会が定着しても、古本屋は存在し続けてほしいなと思いますね。