後付けの囲炉裏を自作したよ
古民家における暖房についての考察を続けてきた結果行き着いた、囲炉裏という結論。
簡単に説明すると、1番強力な暖房は火であり、その中でも熾き火が最も放熱力があり、暖房効果が高い。
これが薪ストーブが最強の暖房器具と言われる所以。
しかし薪ストーブは屋根か壁に穴を空けないといけないし、設置と維持管理にかかるお金と時間が半端ではないので、単なる暖房器具として見たときのコストパフォーマンスは低いというのが私の見解。
一方、囲炉裏は家に穴を空けなくても良いので素人でも失敗しにくい。
構造的には鉄の箱に灰を入れただけで完成なので、費用もそんなにかからない。
他のメリットは過去記事参照。
というわけで、ロケットストーブのときにもお世話になった岡崎鉄工所さんにオーダーして90cm×90cm、高さ18cmの鉄の箱を作っていただき、超シンプルな囲炉裏を作ってみました。
こんな風に、耐火断熱レンガの上に置いただけです。
木枠もL字金具で固定しただけ。
本物の囲炉裏を知っている人からすればおもちゃレベルの代物ですが、暖かければそれでよし。
炭ではなく薪の使用を想定しているのでサイズはかなり大きめで、周りへの引火の心配もほとんどありません。
ただしこれだけ大きくすると灰がかなりの量必要になるので注意。とりあえずナフコで5kgの火鉢用灰を買ってきて投入しましたが、全然足りないので断熱レンガ等でかさ増ししました。(危険を伴うが、使いながら灰を増やしていくスタイル。)
残る不安は煙だけ。
果たしてどのぐらい部屋がモクモクになるか…
朝が段々寒くなってきたのでもうすぐ火入れをしてみる予定。
続報を待て。
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