自作した囲炉裏に火入れしてみる


さてさて、朝がだんだん寒くなってきたので、先日完成した囲炉裏にいよいよ火入れです。

 

結論から言うと、大成功でした。

 

思っていたよりも煙が出ない。

ロケットストーブで木の燃やし方のスキルはかなり身についたので、この広々した空間で火を回すのなんて簡単なものです。

よっぽど湿っけた薪を使わなければ煙がモクモク出て目も開けられないなんて事態にはならなさそうです。

 

機能しているかはわかりませんが、一応煙が抜けるように天井をこのように一部開けています。

 

そして肝心の暖かさですが、やはりかなり暖かいです。

特に熾火になってからの威力が他の暖房器具の比較になりません。(薪ストーブを除く)

石油ストーブはどうしても熱気が上方向だけに向かってしまうという弱点がありますが、囲炉裏だと全方向へ熱気を発してくれるので暖房効果はそれに勝るのではないでしょうか。

 

また、薪の使用量が驚くほど少ないです。

囲炉裏では空気を絞ることはできないため、薪ストーブに比べると燃焼スピードは当然早いのでしょうが、直に火にあたれるのでそもそもそれほど多くの薪を燃やさなくても十分暖をとれるということがわかりました。

薪の使用量が少ないということは薪づくりにかける労力も少なくて済むということですから、これも囲炉裏の大きなメリットと言えるでしょう。

 

せっかく古民家に住むなら、大金と多くの労力を使って薪ストーブを使用するよりも、少々の煙と付き合いながら囲炉裏で暖をとるほうが自分にも地球にも優しくて良いのでは。

まぁ最終決断は真冬にしかできませんが。

真冬にまた報告します…。