外国人技能実習生すら来ないほど給料が安い日本
前に「移民を受け入れれば少子高齢化問題は解決して日本は復活できるのではないか」という記事を書いたのですが、日本の現状を改めて見るとその道すら選べないほど深刻な状況に陥っているのではないかと考えるようになりました。
もし日本が移民を積極的に受け入れたところで、来てくれる外国人が一体どれほどいるのかという問題です。
皆さんご存知の通り、日本は貧しい国です。正確に言うと、貧しくなっていっている国です。
稼ぎに来るには給料が安い、と言われてしまう国に今後なっていく可能性が高いのです。基本的に日本語しか通じないので、言語的にもかなり不便。
そんな国にわざわざ行きたいと思うでしょうか?
確かに安全性や衛生面では世界トップクラスですし、食べ物も美味しいと言われることが多いですが、実習生は稼ぎに来るのですからそれらはあくまでもオプション。
それなら今日本ほど成熟していなくても、これから活気づいていくような国、そして英語も通じる国を選んだ方が移住するメリットが多いはずです。
今はまだ外国人技能実習生として若い人が働きに来てくれていますが、「日本給料安いしやーめたっ」というような評価に変わるのも時間の問題だと思うのです。
しかも物価だけは上がっているのですから尚更です。
となると、いよいよ日本の再興の道は無くなってきました。
もう根本的に仕組みを作り替えるしかないと思います。
成熟国らしく、GDPで豊かさをはかるのはもうやめて、きちんと次の世代に繋がる豊かさを追求する仕組みに。
かつてないほどの閉塞感が漂う近年ですが、これはこれで過渡期のワクワク感も同時にあって割と退屈せず過ごしている私です。
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