ハイテクを極めるか、ローテクを極めるか


あらゆるものが二極化してきた昨今、生き方自体も当然二極化していくわけでありまして。

簡単に言えば、ハイテクローテク

ネットに始まり、AI、メタバースなどのいわゆるハイテク産業に関わっていくことで身を立てるか、逆に身体を使った農林水産業界でのものづくりや、その他ひと対ひとのローテクサービスで身を立てるか。

それぞれの良いところ悪いところを認識した上で、どちらの道へ進むかを決めて突き進むことが重要になるのではないかと思っています。

 

例えばハイテクの道は「時間と場所にとらわれない」「お金を稼げる」「競争が激しい」。ローテクの道は「身体や精神に良い」「流行りに左右されない」「時間がかかる」など。

 

どちらにも共通して言えることは、高度な技術が必要とされるということ。

これが中途半端だと、社会への貢献度も中途半端になるし、何より自分でやっていてつまらない。よくあるのは、ローテク分野のはずなのに変にハイテクに引っ張られてうまくいかないというパターン。ローテクのデメリットを消そうとしてメリットも消えてしまい、結局費用がかさんだたけ、みたいに。

 

お互いに無くてはならない存在であることは間違いないと思うのですが、喰い物にされるのはいただけない。お互いにとって癒しとなる関係でないといけません。

どれだけメタバースが浸透してもお腹は減るし、機械が動かなくなるときもある。そこをローテクで満たす。

どれだけ身体が元気でも、退屈することはあるし、人手が足りないときもある。そこをハイテクで満たす。というふうに。

 

このどちらの道へ進むべきかという問題は、今の社会情勢だとどれだけ遅くても30歳までに決めておくべきなんじゃないかと思っています。それ以降に取り組むとしたら、あくまでも趣味としてやるべき。

近頃は「30代未経験者でもエンジニアに」などという広告をしょっちゅう目にしますが、さすがに20代から"好きで"その分野で戦ってきた人たちと渡り合うのは不可能と言っても過言ではないでしょう。

確かに収入がいいので「未経験でも大丈夫」などと言われると飛びつく人は多いのでしょうが、エンジニア教育ビジネスの"カモ"になるだけという怖さもあります。

やはり最終的にはそこにのめり込めるほど好きかどうかが自分の生き方を決める最終的な判断材料にするべきではないでしょうか。

 

 

私はもちろんローテクで突っ走ります。