天才だった子どもたちはみんな学校へ行って凡人化する


子どもって、ほんと天才。

何でもすぐに覚える。だらだらしない。好奇心旺盛。他人と比べない。走ってるだけで楽しそう。

子どもを見ていると、みんなが大人になるまでこの素質を保てたらさぞかし幸せだろうなぁ、と思わずにはいられない。

 

ではその素質はどこで失われるのか。

まぁ学校でしょうね…。

 

楽しくて熱中していても時間が来たら中断しないといけない。嫌いなことでも決まった時間取り組まないといけない。目立ったことをすると注意される。

天才が天才であり続けるにはあまりにも環境が悪すぎると思うのです。そこに通う期間も長すぎる。

 

ひと口に天才と言ってもいろんなタイプの天才がいるので、それぞれに合わせた対応をするのが不可能であることは確かにそうかもしれませんが、だからと言って全員を凡人化させるための9年間とはいかがなものか。

親が良い学校を見つけて凡人化させないことももちろんできるけども、それを実現できる人は極々少数で、やはりほとんどの親は子どもの天才要素に気付かずに学校に送り込んでしまう。

 

中には学校に行くまでに子どもを凡人化させてしまう親もたくさんいますが…。

 

凡人が天才を扱うのは難しいのです。


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