バカは一食100円の見過ごしが月9000円になることを知らない


世の中の大半が「このぐらいいいでしょ…」の積み重ねで貧しくなっていることに気付いていない。

タイトルの通り、一食100円違えば月9,000円の違いになる。2人家族だとそれが18,000円の違いになり、3人家族だと27,000円にもなる。

しかしその一食ごとにそんなことを考えている人はめったにいない。特に外食、中食が習慣になっている人はそのあたりの感覚が狂っている。何が悪いの?みたいな顔をして800円払って食事をしている。120円払ってジュースを飲んでいる。

 

そういう人は頭が悪いので、そこを指摘しても「そんな数百円で貧しくなっているわけじゃない。」と言い張る。確かにその数百円のみで終わっていれば貧しくなることはないのかもしれないが、その数百円を見過ごす人はほかの数百円もやはり見過ごしているし、人によっては数千円でも見過ごしている。(そして数万円でも…)

 

それらが積み重なって、いつの間にか到底埋めることのできない差となっている。

日々の見過ごしの合計額が頭の貧しさの合計となって表れているわけである。

 

そういう人たちは、消費税が50%ぐらいにならないと気が付かないのかもしれない。そういう視点においては消費増税は賛成である。つまり、頭の悪い人にたんまり税金を払ってもらうのである。「もう少し賢く消費行動をせよ」というメッセージと捉えれば消費税はなかなか良いシステムなのかもしれない。(もちろん軽減税率ありきで)

 

もうすぐ選挙だが、相変わらず頭の悪い人たちが自分の愚かさを政治のせいにして怒りの1票を投じてくるのだろう。ご苦労なことで。


お金