人口減少で日本の暮らしはどんどん楽になる

2023.11.6


人口減少と聞くと国の衰退というイメージを持ちがちですが、実際はそんなことはありません。

むしろ逆で、今までが多過ぎただけでこれから適切な数に近付いていくと見るべきです。

 

我々は有限である資源を分け合って暮らしているのですから、使う側が少ないに越したことはないのです。

 

ある推計によれば、2023年から年間150万人が以上死ぬ時代が来るそうです。(2022年は156万8961人でした。平成元年の2倍だそうです。2023年11月追記。)

これは、太平洋戦争期間中の年間平均死亡者数に匹敵するのだとか。これだけ聞くととんでもないことのような気がしますが、その死亡者のほとんどは(幸いにも?)高齢者です。

 

人口ピラミッドを見ればよく分かります。

この不自然に飛び出た部分が削られる時代が来るのですから、社会的負担はかなり軽減されることが想像できます。(不謹慎発言)

 

少子化も進むため高齢化率は今後も上がっていくかもしれませんが、そのときには人口はかなり減っているので様々なことが今よりも効率化されて、国の運営が楽になるでしょう。

運営が楽になる例を挙げると、市町村なんかはどんどん統合されて、無駄な設備や公務員(議員)が削減されていくなどがそうです。

 

今は過渡期なので、ある市では議員を減らす減らさないで大モメしているようですが、そのうちに揉める余裕すらない状況になるでしょう。

そうして運営が楽になれば、出生率の低下もある程度のところで止まっていずれ上昇に転じるかもしれません。

 

とにかく人口のピークは過ぎたことは確かなので、これからは人口減少のボーナスタイムだと思ってしぶとく生き残れば、どんどん暮らしが楽になるなんてことも期待しても良いのではないでしょうか。