消費で得られる幸福感は家族でやれば持続する
買い物や外食など、単なる消費活動から得られる幸福感は一時的なのでそこにお金をかけても全然豊かになれない、ということを度々記事にしてきました。
が、条件付きでそうとも言いきれないなと思い始めました。
その条件というのが、タイトルにした「家族でやる消費」であること。
個人でやる商品は単に自分のためなので、そこから何か派生して豊かさに繋がりにくい。
例えば外食。1人なら「美味しかったな」で終わりですが、家族であればその場でしか生まれない会話や「前行ったあそこ良かったね」という思い出の共有など、その後も派生しやすい。これはずっと一緒に過ごす家族ならではのことですよね。
自分のためにやったことよりも他人のためにやったことから得られる幸福感の方が持続しやすいという研究結果もあるそうです。
意識していなくとも自分が楽しんでいることが家族(≒他人)のためになり、幸福感が持続すると考えられるのではないでしょうか。
最近は家族をつくることが「コスパが悪い」などと言われて自分のためだけにお金を使う人が増えているから、欲しいものを買っているはずなのに全然豊かになっていかないのでしょう。
1人の方が自分のために使えるお金の額は多いが得られる幸福感は少ない、ということに気が付くのは難しいのでしょうか。
かと言って家族での消費も慣れすぎて日常になってしまうとやはり幸福感は薄れていくと思いますが。
単に消費=贅沢と判断してしまうのではなく、効果的?な外食や旅行を楽しめる家族でありたいなと思ったのでした。
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