子どもが2人以上いる非課税世帯は最強である

2024.5.17


以前に脱税をすすめる内容の半分冗談(半分本気)の記事を書きましたが、そこまでしなくても完全に白かつ脱税並に"おいしい"戦略があることに気が付きました。

 

そう、「住民税非課税世帯」です。

最近ちょくちょく非課税世帯向けの現金給付があったのでその存在を知っている人も増えたかもしれません。

 

非課税世帯の要件を見ると

「単身の場合、前年の所得45万円以下」

「夫婦二人の場合、前年の所得101万円以下」

などと書いてあるので

「なーんだ、そんなに収入が低くないとダメなのか」

とそれ以上あまり調べずに今まで過ごしてきたのですが、実はこの基準となる収入は子どもの数によって加算されていくのです。

東京都23区の場合の表がこちら。

出典:https://www.google.com/amp/s/news.nifty.com/amp/economy/economyall/12293-1609098/

なんと、子どもが2人いれば月20万の収入があっても非課税世帯となるのです。

 

結構ねらえる額ですよね?要件には保有資産の大小は含まれないため、子どもが2人いればそれなりに貯蓄を確保しながら非課税世帯として恩恵を受けられるわけです。

(ちなみに沖縄では月17万ぐらいに抑えないといけないのですが…)

 

で、肝心の「非課税世帯になったらどんないいことがあるのさ!?」という問題ですが、主なものは以下の通り。

 

・2歳未満の保育無償化

・高等教育の修学支援(給付型の奨学金)

・国民年金や国民健康保険料負担の軽減・減免

 

などなど。この度の給付金も恩恵のひとつですね。

すごくないですか?子育ての金銭的な難易度を一気に下げられますよね。

 

そもそも非課税世帯ってどのぐらいいるのだろうと調べてみると、全体の2割ぐらいなんだそうです。結構多い。

が、中身を見てみると内72%が高齢者世帯で、現役世代で非課税世帯となっているのはかなり少ないことがわかります。

具体的な数字で言うと、30代、40代は5%程度。かなり少ないですね。

 

それもそのはず。非課税世帯になるにはそれなりの"能力"が必要なのです。

「月10万円ぐらいで家族全員が楽しく生きていける能力」

「要件となる額まで収入を抑える能力」

そして、それなりに収入を確保したいなら

「子ども2人以上に恵まれる幸運」

 

これらを持ち合わせている人はかなり少ないでしょう。0.何%の世界でしょう。

だからこそ、"おいしい"。

 

タイミングをねらって収入を減らして戦略的に非課税世帯になる、なんてのもありでしょう。

これらの優遇は今後も手厚くなっていく様子。政府はもはや非課税世帯が増えるように促しているのではないかと疑ってしまうレベルです。

 

せっせと働いたのにがっつり税金を取られて特に恩恵を受けられないって辛いでしょう?

戦略的非課税世帯、ねらえそうな人はぜひ。

 

↓いよいよ表に出てき始めました。(2024.5.17追記)