子孫が持ち続けても困らないものを持つのが資産運用

2024.4.8


小幡績という経済学者がすごーーーくいいことを言っていたので内容を要約して文字起こし。

 

 

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資産運用というのは、何もすること(しなくてはいけないこと)がない貴族が、子孫のために資産を守ることを目的に行うもの。

 

自分の欲望のための運用、なんていうのはダメ。自分の子孫末裔まで、300年後どうなっているかというような目線で行うべき。

 

だから売るようなものを買ってはいけない。子孫が持ち続けても困らないものを持つのが資産運用。

 

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まさに!!そういうこと!

 

「売るために買う」のは資産運用なんかじゃなくてただのギャンブルなんです。マネーゲームなんです。

だから金融機関やメディアが口を揃えて言う「老後のための資産運用」なんてものは"広告"でしかない。騙されちゃだめ。

 

今の時代、業者の策略通り9割9分の人が自分のためにやってますからね…。

娯楽として割り切ってやっているならまだいいんですけど、「マネーリテラシーが高い私はもちろんNISAで資産運用!積立投資!」とか言ってますからね。生活費をやりくりして、なんて愚の骨頂。その前に無駄遣いをやめて、あり余るほどお金を貯めてくださいよ、という話です。

子どものためにマイホームで資産形成、なんてのも自分都合のギャンブル。本当に子どものことを思うなら子どもが家を欲しいと言ったときに支援してあげれば良い。

 

「投資家」という職業ならわからなくもないですが。自分が詳しい業界の、未来ある企業にお金を投じて利益を共有するというやり方。しかしそれは経営者並かそれ以上の知識があってこそ成り立つものなので、資産運用とは全く別物。

 

 

いずれも私はする気はないですね。特に今の市場相場では。実態が伴っていなさすぎて、持ち続けたいものなんて見つからない。

もう少しまともな市場になったらそのときまた考えます。

 

毎日元気に生活していられればそれで十分!!


経済