子孫が持ち続けても困らないものを持つのが資産運用
小幡績という経済学者がすごーーーくいいことを言っていたので内容を要約して文字起こし。
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資産運用というのは、何もすること(しなくてはいけないこと)がない貴族が、子孫のために資産を守ることを目的に行うもの。
自分の欲望のための運用、なんていうのはダメ。自分の子孫末裔まで、300年後どうなっているかというような目線で行うべき。
だから売るようなものを買ってはいけない。子孫が持ち続けても困らないものを持つのが資産運用。
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まさに!!そういうこと!
「売るために買う」のは資産運用なんかじゃなくてただのギャンブルなんです。マネーゲームなんです。
だから金融機関やメディアが口を揃えて言う「老後のための資産運用」なんてものは"広告"でしかない。騙されちゃだめ。
今の時代、業者の策略通り9割9分の人が自分のためにやってますからね…。娯楽として割り切ってやっているならまだいいんですけど、「マネーリテラシーが高い私はもちろんNISAで資産運用!積立投資!」とか言ってますからね。生活費をやりくりして、なんて愚の骨頂。その前に無駄遣いをやめて、あり余るほどお金を貯めてくださいよ、という話です。
「投資家」という職業ならわからなくもないですが。自分が詳しい業界の、未来ある企業にお金を投じて利益を共有するというやり方。経営者並かそれ以上の知識があってこそ成り立つものなので、資産運用とは全く別物。
いずれも私はする気はないですね。特に今の市場相場では。実態が伴っていなさすぎて、持ち続けたいものなんて見つからない。
もう少しまともな市場になったらそのときまた考えます。
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