せっかく作った家具が入口から入らない、の巻


家具を設置するために、きれいに磨いて車に積んで運び、現場で降ろしてさあ建物の中へってときに

 

「あれ?これ入らないな…」

 

ってことが今まで(半年間)に二回あるんですけど、みんなそんなもの?

 

一回目はガラス屋さんに来てもらって自動ドアを外してもらって搬入。

 

そして二回目が今回の現場。

 

家具が900mm、入口870mm。

ああいうときって無駄なことが分かっていてもとりあえず一回頑張ってみるんですよね。

でもどう傾けても入らない。

 

切るしかない。

 

社長と相談し、出っ張っている棚をぶった切って家具を中に入れてから再度付けようってことに。

 

工場でどんな丁寧に作っても、結局現場では雑に扱われてしまう家具たち…。

 

とりあえず他できる作業から先にやろうってことで午前中作業して、昼休憩中。

現場監督が何気にその出っ張っている棚を叩いたら…

 

 

ガコッ! 

 

 

…棚は外せる仕様でした。

 

家具って形さえ出来ていればどんな作り方をするかは結構大工さんに委ねられているんですが、そこは伝えてほしかった。

ちなみに作ったのは満さん。困ったもんだ。

 

で、その家具を無事に中に入れて設置場所で立てようと思ったら…

 

天井に当たって立てられない。

 

もちろん家具の高さ(2800mm)は天井より低く作られているのですが、中で家具を立てるには家具の対角線の長さが天井より低くないと立てられない。

 

設計の人ってそのあたりは考えないの?設計士としてそれはどうなの?

 

結局この家具は現場で切られることになったのでした。

 

工場で傷を付けないように丁寧に作るのが馬鹿らしくなるね!

 

ちなみにこの現場はトラブルだらけで、日曜日も働くことになったのでした…。(ゴールデンウィークまでもう少し!)