設計士って作り手のことは全然考えてないね
家具を作っているとちょくちょく思うこと。
これ設計した人、ほんまにちゃんと考えたんか!?
デカすぎて設置できない
扉が重すぎて天井下がる
ビス打つ場所がなくて固定できない
などなど…
社長に
「設計士ってそこまでは考えないんですか?」って聞いたら
「そうだねー。あんまり考えてないと思うよ。」
だって。
どうやって作るか(設置するか)は大工が考えろ!
ってことみたい。
設計士というか、もはやデザイナー?
大工がその家具を作りながら、設計士に「こうしてもいい?こうした方がよくない?」みたいに提案することも結構あるみたい。
(ずる)賢い大工は、うまく設計士を操って家具を作りやすいものに変えていこうとしたりするんだろうか。
設計士の案をそのまま聞いてたらめちゃくちゃ大変、というか手間がかかりすぎて利益出ないと思う。
要するに、言われたものを作るだけが大工じゃないよってこと。
話術も絶対あったほうがいい。
まぁ本当に腕のある人は言われた通りのものを工夫して素早く確実に完成させるのかもしれないけど、私が目指すべきはそこじゃないはず。
図面に飲まれてしまわないように、時にはずるく、適当に、こなしていくのみ。
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