失敗したらフリーズしてただ時間が過ぎるのを待つだけの大城さん


最近は現場仕事が続いていて、工場で家具を作るということをしばらくしていなかったのですが、ここ1週間はずっと家具作りをしていました。

縦横2400mmぐらいのキッチン収納。

大城さんとペアでつくったのですが、これを1人で作れるようになるのはまだ結構先かも。

 

上下で分割されてたり

家具の中と外、手前と奥で色が違ったり

扉と棚板を付けるレールの彫り込みがあったり。

組み立てるまでに5日ぐらいかかりました…。

組み立ててからもなんやかんやで3日ぐらい。

 

いやーめんどくさかった。

 

というか、大城さんも大城さん。

結構指示を間違う。

レールの彫り込み位置が違って1回埋めて彫りなおしたりしたし。これでほぼ1日潰れますからね。

失敗したときにフリーズするのも大城さんの悪い癖。考えているフリをしてたぶん何も考えてない。

 

「大城さん、これ埋めてなんとかなるもんなの?」

 

……………。

 

「作り替えた方がいいの?」

 

……………。

 

「社長に相談しようか?」

 

……………そうだな…。

 

みたいな。

で、方針が決まって動き出したらまた大城さんも動き出す。

 

困ったらとりあえず黙ってその場をやり過ごそうとする。

社長「今日夕方家具取りに来るけど大丈夫よね?終わるよね?」

 

………………。(たぶん自信ない)

 

「大丈夫って先方に伝えとくよ?」

 

………………。(まぁなるようになるだろ)

 

なんなのそれ。最年長なのにポンコツか。

たぶん半分引退気分で、責任感とか皆無。

やり方は教える。後は頑張れ。見とくから。

的な。

 

社長もウンザリしているみたい。

まぁねー。もう70過ぎてるしねー。

しょうがないと言えばしょうがない。毎日出てくるだけ偉い。

 

…のか?

 

そんなことを思われながら適当に仕事をする年寄りにはなりたくないな、と思うのでした。