大学に行かせてあげられないから子どもは諦めるとか正気?


少子化の原因のひとつとして「教育費を捻出できないから」というのがありますが、はぁ?何言ってんの?といつも思います。

 

高校までは大してお金がかからないので、おそらく「大学まで行かせてあげられそうにないから」ということでそういう考えに至っているのでしょうが、いつまでそんな古い考え方をしているのでしょうか。

 

まず大学は"たくさんの人が行くようになった"だけで、「行かせてあげた方がいい所」ではないですからね。

大学でかなりの時間とお金を無駄にしている人も山ほどいますからね。

 

ほぼ無料であらゆる情報を得られるこの時代に、大学という古い教育機関に通うことに労力をかける意味がどれほどあるのかと。

受験のために英単語帳を眺めている時間が今の時代本当に有意義だと思いますか?

受かってもどうせ学業とバイトと遊びを全部中途半端にやるだけなのに?

 

より有意義なことを子どもに教えてやることが親の役目であって、盲目的に学費を工面するだけの親ははっきり言って無責任。

工面できないから子どもを諦めるなんて論外。勝手に制限をつくって勝手に絶望しているだけ。

 

「大学に行かせてやることで子どもの選択肢を広げてあげたい」

なんて言いますけど、今はむしろ大学という存在によって選択肢を狭めているのでは?

結局はその子と親の能力によって決まるところがほとんどで、大学への進学によって人生が激変するなんてことはまぁないでしょう。少なくとも良い方には。

 

ただ、本当に学びたいことがあって行く大学は別。

大学から来てくれと頼まれて学費免除で通うのも別。

要するに、ちゃんとした目的もなく労力をかけるものではないよということです。

こんなしょーもないことで子どもの数が減っていくなんて、世も末です。


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