全国に有り余っている「他人の実家」に住めばいい

2024.2.6


前にも一度記事にしましたが、核家族化によって「実家」という資産が日本中で有り余っているんですよね。

それは家だけじゃなくて、「親(じじばば)」という人手も含みます。

 

日本で30年以上前に建てられた家なら、拡大家族として暮らす前提で建てている人が多いので二世帯で住んでも問題ないぐらいの広さがあります。

しかし核家族化によって、今はそこにじじばば2人だけで静かに暮らしているわけです。孫の面倒を見る余力もあるのに。

これってかなりの埋没資産だと思うんですよね。

立派な家に2人だけで住む

広すぎるので売りに出す(不動産屋の利益を乗せられた高値で売られる)

売れなければ空き家になって家が早く傷む

子育てしている親は、子どもを見てくれるはずのじじばばと別居しているので、お金をかけて子どもを園に預けるしかない

これって日本にとってかなりのマイナス。

 

じゃあ昔のように親の実家で拡大家族として暮らすべきかというとそうとも言えない。なぜなら、インターネットで全国(世界)の情報・物を簡単に手に入れられるようになり、土地に縛られる必要がなくなったから。

住みたい場所の情報を見て、やりたい仕事を探して、引っ越して必要な物を注文すればどこにでも住めます。

 

ここからがやっと本題。

どこに住んだとしても、そこに「他人の実家」は必ずあるでしょう。それを活用すればいいのです。

ずばり、他人の親と同居するということです。

 

何もタダでとは言いません。なにせ部屋と時間が有り余っているのですから、家賃として少し払えば喜んで受け入れてくれる人も中にはいるでしょう。

これで住居費と保育費は大幅に削減され、一気に暮らしは楽になります。住まわせる側も家賃が年金の足しになり、子どもを見ることで生活により張りが出る。

損するのは業者だけです。我々はそろそろ不動産屋から距離を置くことを覚えた方がいいのかもしれません。

 

これはインターネットだけは絶対に実現不可能な現代の裏ワザ。むちゃくちゃなことを言っているかもしれませんが、時代はもう「インターネット便利だね」だけの段階を終えて「やっぱりみんなで協力しなきゃ」という次の段階に進むべきなのではないでしょうか。

 

無論、一緒に住んでもそれほどストレスのない「他人の親」がどれだけいるのかという大きな問題はありますが…。