一家だんらんがもたらす5つのメリット
当サイトを開設して間もない頃に書いた記事を再更新。
こんな情勢だからこそ、一家だんらんを楽しみましょう。
みなさんは1日で家族と過ごす時間はどれだけありますか?
イギリスの調査では一家だんらんの時間が平日1日あたり34分しかなかったそうです。
参照:信じられる?今時の一家団欒はたった34分しかないとの調査結果
ヨーロッパは仕事を早く切り上げて家族とゆっくり過ごしているイメージなのに…
家に帰ってもパソコンやスマホを触って家族の会話が少なくなっているのかもしれません。勤勉で長時間労働が得意な日本ではもっと短いのかも。
一家だんらんが大切だと言っても、じゃあ一家だんらんの時間は具体的にどんな効果があるのでしょうか。
1.コミュニケーション能力を養える
相手の目をみて人の話を聞く、考える、複数の人と話す。
子どものときは特に、こういった基本的なことを身に付けるための大切な時間になります。これがうまくできないと他人とのコミュニケーションにも影響が出てくるでしょう。
家族そろっておしゃべりするということは、祖父母、親、兄弟といういろんな世代の人が混じった複数の人と話すということ。そんな高度なコミュニケーションを自然と経験し、練習できるのです。
2.自尊心が生まれる
家族はいつでも自分の最大の味方。
家族とリラックスしておしゃべりすることが、自分の話を聞いてもらえる、認められているという認識につながり、「自分はこれでいいんだ」という自己肯定感を生み出します。
そうやって家庭で自分に自信をつけられると心にゆとりができて、社会に出ても精神的に強くいられるでしょう。
3.肥満防止
家族とそろって食事をすることで一人だけ必要以上に食べてしまったり、極端に偏った栄養を摂るのを防ぐことができます。
また、「あれ?最近あんまり食べないな…」「なんか食べるのが遅いな…」など食欲の増減で家族の体調の変化にも気付くことができるので、肥満以外の病気の防止にも繋がります。
参照:保健指導リソースガイド
4.節約になる
具体的に「月に○○円浮く!」
というわけではありませんが、先述した通り一家だんらんの時間をつくることは肉体的、精神的な健康に繋がります。
健康でいることができれば病院に行くこともないし、当然医療費もかかりません。
ストレス解消のための浪費も少なくなるでしょう。
その分、本当にお金をかけたいところにかけることができます。
老後に莫大な費用をかけて介護を受ける必要だってなくなります。
一家だんらんがどんどん増えれば、今日本の頭を悩ませている社会保障費を抑えることにもつながるということです。
実際にこんなデータも。
5.子どもの成績が上がる
家庭が明るいことは子どもの教育には一番大切な部分です。
両親がいつも仲良くにこにこしていてくれれば、子どもは安心して家で勉強ができます。塾なんて行かなくてもきちんと自分で大切なことを学んでいってくれるんです。
未来を支える子どもたちに「賢く」なってもらうためにも一家だんらんは必要不可欠です。
一家だんらんがもたらしてくれるもの、きっとまだまだあります。
一家だんらんの時間すら十分にとれないほど忙しくなってしまったこの日本を救う鍵となることを確信しています。
家族で協力して、この苦難を乗り越えましょう。
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