いらないと言われているのに勝手に作って安いと嘆く米農家


米がやっぱり安いようです。

 

わかってましたよね。去年から。

 

日本人のお米の消費量が年々減っていくのは明らかだし、国も散々「値段が下がるから作りすぎ注意」と言ってきた。

急にこうなっているわけではない。子どもでもこのぐらいの未来予測はできる。

 

それでもやっぱり作りすぎてこのざま。

 

そしてやっぱり米農家は文句をたれる。

 

「日本の田んぼを守ってきたのに」

「農協が悪い」

「機械を買ったんだからそう簡単にやめられない」

「米農家を潰す気か」

 

知らんがな。

 

お米が求められていないならそもそも田んぼを守っても仕方がないし

農協に安く買われるのが嫌なら自分で販路をつくればいいし

作りすぎるなと言われているのに機械を買う判断をしたのは自分だし

 

「潰す気か」はまず自分自身に問うべきなのでは。

 

いち消費者としては、おいしいお米の値段が安いに越したことはないので別にいいのですが。

 

とは言いながら、これから作り手が急速に減って一気に値段が上がるという未来もありえなくはないと思っています。

それでもお米は食卓に必要だし多少値段が上がっても買うはず。

 

いずれは自給も考えていかなくてはいけないのかもと思いながら、今年も安いお米をたくさん買って毎日バクバク食べるのでした。