10歳になれば子どもは学校に行くより働いた方がいい
質の悪い公共教育の代わりとなるものは何か、ということについて考えていたのですが、答えが出ました。
それは、仕事です。
そもそも教育=学校ではない。教育=国語算数理科社会ではない。
仕事ならより実践的なことが学べます。
しかも、学費が必要などころか報酬が貰える。
支出が収入になるとなれば親の負担もなくなる。なかなか良い選択肢ではないでしょうか。
「子どもに働かせるとは何事だ!」という声もあるでしょうが、学校で将来ほとんど役に立たないようなくだらない授業を毎日受けさせることこそ、労働ではないでしょうか。
大事なのは、子どもに選択権があるかどうかですよね。辞めたいときに辞められる環境をつくってあげてさえいれば、それが仕事であっても全く問題はないはず。
今の学校は、辞めるときの精神的ハードルがかなり高いのでますます労働に近い。
10歳にもなればそれなりの仕事をこなす能力は十分あるでしょう。大人になっても「こいつ小学生以下だな」みたいな人はたくさんいるし。
子どもにとっても、自分が働いた報酬で欲しいものを買えれば良い経験になるはず。こんな経験は学校では絶対できません。
子どもが家族を外食に連れて行った、なんてことができたら子どもの自己肯定感も上がるでしょう。
高いお金を払って興味のない分野の道具を買ったり、行きたくもないところに修学旅行で行ったりする必要はないのです。
子どもを働かせるのはだぶん法的にはアウトなので、あくまでも表面上は「お仕事体験」みたいになるかもしれないですが。近所で仕事を手伝わせてくれそうなところに頼んでみる、とかすれば実現できそうですよね。最近特に人手不足が深刻なので、それを子どもの手で解消するぐらいの勢いでやってもいいと思うのです。
そうすれば
公共教育の質低下
子育ての負担増加
人手不足
という3つの問題の解消に貢献できるはず。
「仕事で学べることは確かに実践的だが、幅広さがないので将来の選択肢を狭める」という反論もありそうですが、じゃああなたの今の趣味嗜好は学校の授業のおかげで培われたのですかと問いたい。結局多くの人が学校で習ったことを忘れて自力で自分の道を選んでいるのです。プログラミングが授業に取り入れられたのは最近ですが、プログラマーはそれよりずっと前から大勢いるでしょう?
いかに国がつくっている常識にとらわれずに家族の価値を高めていくかが重要なのです。まずは教育から、と言うお話でした。
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