子どもの頃の欲を満たされていた人は大人になってから苦労しない
根拠の無いただの持論。
私は他人と比べて極端に欲が無い人間なのですが、これって子どもの頃に何不自由なく生活させてもらっていたからなのではないかと思い始めました。
欲が小さいうちに満たされてしまったので、それ以降育たなかったというか。
大人になってから欲にまみれている人って、子どもの頃に欲求不満だった人が多いような。
子どもの頃貧乏だったから、金持ちになりたい（ある分だけ使ってしまう）
子どもの頃モテなかったから、異性に執着する
子どもの頃いじめられていたから、有名人になって見返したい
みたいに。
欲があることは別に悪いことではないけれど、それに支配されている大人はたいてい苦労している。成功しているように見えて実は病んでいたりするし。それらを見るとやっぱり子どもの欲を満たしてやることは親にとって最重要事項だと思うわけです。
子どもの欲なんてたかがしれてるじゃないですか。特に幼少期なんてせいぜい「ちょっとめんどくさいな」と思う程度のことなので、その欲が小さいうちに満たしてあげたほうがお互い苦労せずに済むはずなんです。
欲を抑え込むことが躾、みたいに考える親も多いと思うのですが、危なくないことなのであればそこはぐっと堪えて満たしてやるのが将来のためかも。
「危なくないかどうか」の線引きが難しいですけどね。ゲームばっかりするのは身体が弱るので長い目で見たら危ないとも言えるし。
欲の満たし方もいろいろあるし。「お金が無いから無理」と言って抑え込むだけなのか、工夫してなんとかその欲を満たしてやる方法を考えるか、上手な紛らわし方を教えるか、など。
それがいわゆる教育方針、になるのかな。
実家が金持ちの人はまともな人が多いような気がするのは、単に「お金があるから」という理由ではなくて、そのお金で子どもの欲を小さいうちに満たすことが（知らず知らずのうちに）できていたからなのではないかと思います。お金がそんなになくても欲を満たせるかどうかは親の力量次第。
自分の欲を満たすために子どもを利用するようなひどい親も増えてきてるようですが…