木の型でつくるパーライトモルタルを使ったロケットストーブが最善か
「ロケットストーブ」というカテゴリを作ったほうがいいのではないかというぐらい、ロケットストーブの記事を書いている気がする。
代替案がどんどん出てくるんだもの。
これまでの案と問題点
とにかく調べた。いろいろ考えてきた。(つくってないけど)
これまでにどんな案があって、何が問題だったのかを振り返ります。
U字溝とドラム缶を使用したロケットストーブ
こんなやつ。
すべて簡単に手に入る材料なのですが、結局製作には踏み切れませんでした。
理由①:U字溝の加工が困難
U字溝は規格が決まっているので、いくらか切断しないとロケットストーブに適した形になりません。
素人がコンクリートをまっすぐ切断するのは無理。
何個か買って練習するわけにもいかないので、U字溝を使うのはナシ。
理由②:ドラム缶が手に入りにくい・加工が困難
200Lサイズのものはそうでもないのですが、100Lサイズのものがなかなか出回っていない。
あっても値段が高い。
あと、U字溝と同様に、規格が決まっており加工しなくてはいけないので手軽さに欠ける。
理由③:費用が高い
試しに作るにしては、材料が多く費用がかかる。(数万円)
加工も人に頼んだりしないとできないので、DIYのメリットが薄い。
瓦のロケットストーブ
これはあくまでも、非常時に使う簡易的なロケットストーブという位置づけのもので、室内暖房に使おうとするのは無理があった。
ガルバリウム板を使用したロケットストーブ
ドラム缶の代わりに、安くて加工しやすいガルバリウム板を使用するロケットストーブ。
これはいい線いったと思ったけど、U字溝は使用するので、そのデメリットを克服できていない。
ガルバリウム板とパーライトモルタルを使用したロケットストーブ
これはきた!と思った。これでU字溝も使わなくて済む。
けれど、少し冷静になって考えてみると無駄の多い作りだった。
理由①:耐熱煙突がもったいない
モルタルの型として耐熱煙突(地味に高価)を使おうとしていましたが、モルタルの形が出来上がりさえすれば、そこは別になんでもいい。
ボイド管のような紙筒にして、最後に焼いてしまうほうが理にかなっている。
理由②:ガルバリウム板がもったいない
これも同様に、結局型として機能しているだけなので、ガルバリウム板である意味があまりない。
木で型をつくったほうがいい。
ということで、木枠をつくります
完成イメージはこんな感じ。
左奥のが、木枠。
これで無駄はほとんどないはず。
費用もかなり抑えられている。
パーライトモルタルについてや設計、費用など、詳しいことは別記事で改めて解説します。
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