家庭を持つことは寄付をするのと同じ
日本人は諸外国に比べて寄付をする人が少ない、というデータがあるそうです。
そのデータの信ぴょう性は置いておいて、確かに日本人には寄付をするという文化はあまり身近ではないような気がします。
チャリティーでそれなりの金額が集まることはありますが、文化として根付いているかというとそんな感じではない。
私自身も、寄付に対しては
「何に使われるかわからんし」
「税金でやればいいのに」
ぐらいの感情しか持っていないので、よっぽどのことがなければ寄付をすることはないです。
おそらく多くの日本人がそんな感じでしょう。
でも海外には、「何か明確な見返りがあるわけではないけど、寄付をすると気分がいいし、ハッピーになれるよ。社会のためにもなるしね。」と考える人たちがたくさんいるらしい。
てなことを考えると、結婚して家庭を持つこともそれに近いのではないかと思うのです。
日本には、「何か明確な見返りがあるわけではないけど、家庭を持つと気分がいいし、ハッピーになれるよ。」と考える人がそれなりにいるじゃないですか。
しかも、寄付と同じようにある程度は社会のためにもなる。たぶん。
寄付や結婚が良いことなのかそうでないのかはどうでもよくて、単純にそれをハッピーなことだと思う文化があるかどうかってことですよね。
まさに最近は、「家庭を持つのって…イマイチじゃない?」と考える人が増えてきているので、今後は結婚という文化が廃れていく流れなんだろうなと思うわけです。
なので今後は、他人に「結婚したほうがいいよ!」と言うのは、日本で「寄付をしたほうがいいよ!」と呼びかけるのと同じぐらい聞き入れられないメッセージになっていくのでしょうね。
さすがに家庭を持つという文化が廃れてしまっては国が滅びてしまうので、寄付と同じだと軽く考えていてはいけないのですが…
しかしこれが日本の選んだ文化の趨勢。
どうなる、日本。
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