値上げされてもやめられるか、値下げされても続けられるか
おもしろい話を知りました。
家に向かって石を投げるという子どもたちのいたずらに悩んでいた人が、子どもたちに「石を当てられたらお金をあげるよ」と提案した
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ただし、当てる回数が増えるごとに、あげる金額を少なくしていくというルールにした
↓
子どもたちは喜んでたくさん石を投げるようになったが、どんどんもらえるお金が少なくなったのでつまらなくなって石を投げるのを皆やめてしまった
というお話。家主かしこ。
これって、「趣味を仕事にするな」という忠告と同じことですよね。
お金をもらうことが目的になってしまうと、お金を期待以上にもらえなくなったときにその行為に対して感じていた意義が失われてしまうのです。
これに気をつけないと、いつの間にかお金にコントロールされて自分の楽しみが失われてしまう可能性があるということです。
「お金がもらえなくなっても同じことを続けるよ」と言えるならいいですが、実行するのはなかなか難しいと思います。
そう考えると、仕事は仕事としてつまらなくても割り切ってやるというのは自分の楽しみを失わないための自己防衛方法と言えますね。
逆に、払うお金が少ないから始められた、続けられていたというのも少し危険。
今や国民の8割(肌感覚)が加入しているというAmazonプライム。これが値上げされたとして、パッとやめられる人がどれだけいるでしょうか?
「まぁそのぐらいなら…」とズルズル続けてしまう人がほとんどなのでは。
“お手頃価格"によって習慣化しているものは、値上げされてもやめられないのです。
ガソリンもそうですね。80円から160円になっても車に乗ることはやめられない。
コンビニ弁当に慣れてしまえば150円が300円になってもやめられない。
こんな人結構いるのでは?これもある意味お金にコントロールされていると言えます。
値下げされても続けられる
値上げされたらやめられる
という生き方ができればいいですね。
「どれだけ値上げされても続けるぞ!」という想いを持てるものがひとつぐらいあるのはいいことですけどね。(もっと良いのはお金がかからずに熱中できるものを持つこと!)
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