沖縄に住む賢く楽しいご老人を発見した


こういう人を発見すると、やっぱりブログっていいなーと思う。

沖縄で島猫と遊ぶ日々・(ΦωΦ)隠居編

特に自分に刺さった部分を以下に転載。

 

突然ですが、沖縄に家を建てる事になりました。

あれだけ海外移住するぞと言っておきながら
意外な展開に自分でもびっくり!!

それでも将来的には海外移住が目標なので、
今、家を建てても意味がないのかも知れませんが、流れができたので実行します。

60代で沖縄に土地を買う

 

管理人のプロフィールをざっくり記載すると

元エンジニアの60代男性。子育てを終えて隠居。
住宅ローンと敷金礼金が好きではないので、どちらも不要な口コミ(?)で出会った古い一軒家を借りて修理しながら長年住んでいた。

 

んー、賢い。これだけで賢い。

ちなみに上記の「流れができた」というのは、

住んでいた一軒家の大家が変わって気が合わなかった

無償で土地を貸してくれるという話が舞い込んできた

仕事が無くて困っている設計士がいて助けようと思った

とのこと。素敵な流れ。

 

不動産繋がりでこちらの記事も。

 

「購入か賃貸か」「新築か中古か」
「戸建てかマンションか」

というのは不動産購入等における、永遠の話題。

これは人それぞれです。

金の問題もあるし、タイミングの問題もある。

個人的には、どちらがいいとは言えません。

 

損得勘定だけで考えないほうがいいです。

損したなと思っても、それに執着しなければ損した分は戻ってきます。

不思議な事に+-ゼロになりますよ。

執着しなければね。

 

中略

 

偶然と勢いで、新築一戸建ての平屋を建てました。

「もう還暦過ぎているので、そろそろ小住宅に
落ち着いてもいいかな」・・・って感じです。

それに僕の、今までの労働の対価が余っているので、ローンなどの面倒な手順を踏まないで済んだのも建築理由の一つ。

こんな感じで、一戸建ての平屋を田舎に建てました。

 

中略

 

結論としては全て「縁」です。

「縁」の流れに乗りましょう。

そうすれば必要な時に、どこかの住居と出会いますよ。

 

家は購入か賃貸か

 

そう。やはり住まいは流れに身を任せるのが一番。

打算的なことをしてはいけないと思う。

「ローン金利が安い!今借りなきゃ後悔するよ!」みたいな理由で数千万円の買い物をしてしまうのは違うよね。

 

 

あとは人生観の話。

 

若い人は、こんな腐敗した沈みゆく
船に乗っていないで、世界に出ろ。
世界は広いぞ。楽しいぞ。

試しに100万円ぐらい持って、フイリピンとかベトナムとかタイに行って、生活してみろ。
人生変わるぞ。

これは自己投資なんだよ。

 

中略

 

若い人はとにかくチャレンジするしか
生きていく方法はないのだ。

チャレンジしろ。
世界に出ろ。

とか言ってみる・・・。。

 

中略

 

まあ、チャレンジしろとは言ってみたものの、お金がない場合もあるだろう。

その場合は考えを変えて、楽しく生きる事を優先して暮らしてみるのも一つの方法だ。

 

中略

 

もしかしたらマジで、「逃げるが勝ち」の
時代なのかもしれない。

「不寛容な競争社会」からは「逃げるが勝ち」の時代なのかもしれない。

これは個人的な意見だが、オレの人生で一番無駄に時間を消費したのは、競争した事だろう

競争や競争社会に人類愛はない。
そこでは愛は育たないのだ。

 

値上げラッシュで干しあがる・・・資産運用編

 

 

僕は以前から英語を覚えて、海外脱出して
英語圏で働きなさいと薦めてきました。

どちらかと言うと「攻め」の戦略ですね。

でも、この英語を覚えて、英語圏で働く戦略は、今の若い人には腰が重い戦略のようです。

 

中略

 

ですから次の戦略を考えました。

「若者たちよ。労働から離れよ。逃げろ。」
という戦略です。

戦うのではなく、「徹底的に引く」戦略ですね。

 

中略

 

競争社会から身を引き、楽しく生きましょう。
競争社会など、搾取するものが作った幻想です。

引き籠らないで、ゆるい関係の仲間を作り
ゆるく助け合って生きましょう。

 

中略

 

若い人よ。

僕は今まで働く事が楽しくて働いていたが、
キミたち若い世代は労働条件が悪すぎるよ。

この30年間で、日本の労働条件がこんなに悪化しているとは思ってもみなかった。

これは労働というよりも、悪夢だ。
もはや無理して働く必要はない。

しかし、引き籠ってはいけない。

 

労働から逃げて、みんなで生きられる居場所を作ろう大作戦

 

日本(経済)はもうダメだから、英語を身に付けて外に出るか、経済を切り離して暮らそう

という主張。60代でちゃんとその感性があるってすごよなぁ。

言い換えれば、60代から見てもやっぱりそうなのか、というね…。

 

>この英語を覚えて、英語圏で働く戦略は、今の若い人には腰が重い戦略のようです。

よくわかっていらっしゃる!

だからせめて子どもに英語を…という親が増えているのは防衛本能なのでしょうか。あわよくば子どもについて行くかたちで海外へ、とか?

 

んー、日本って結構良い国だと思うんですけどね。今の時代しか知らないからそう思うだけ?
いずれはどの国も日本と同じような道(少子高齢化、利権主義)をたどるような気もするし。

まぁ頭の片隅には「脱日本」を置いておいてもいいのかも。

 

とにかく今の日本は、長期の住宅ローンを組んだり、何かを犠牲にして労働をする環境ではないということは確実に言えますね。

いろんな人の知見から戦略を考えるのはおもしろい。そして日本は今のそれにうってつけの時代…。