一部のマニアの妄想に付き合わされるだけの「歴史」という教科について
私は、歴史が嫌いだ。
結構勉強したけど、役に立ったことがない。
役立つかどうかだけで決めるものではないかもしれないけれど、
「歴史は繰り返す」
とかいうもっともらしい理由を掲げて、あたかも役立つもののように教えているのはあちらのほうだ。
脳科学者の苫米地博士はこう言っている。
「なんで歴史を勉強しなくちゃいけないの?と聞かれて、
『歴史は繰り返すものだから』なんて言う先生がいるけどあんなの大嘘だよ。
誰もそんなこと考えて歴史を勉強したんじゃない。
好きだから勉強したんでしょ。
いいじゃん、それで。
なんで嘘つくのかな。」
本当にその通りだ。
好きだから勉強した。
好きだからみんなに教えている。
そうやって堂々と言えばいいのに、どうにか納得させようとして、適当なそれらしい理由を答えるなんてカッコ悪すぎ。
「歴史ってこんなにおもしろいんだぜ!!」
って目を輝かせて教えるような先生だったら少しは変わっているかもしれないのに。
あげくの果てに、テレビでしょっちゅう
「教科書の歴史はウソだった!」
みたいな番組がやっている。
昔はこういう風に考えられていが、研究の結果新たな事実がわかり、内容が変わった。
ということなんだろうけど、
もうウンザリ。
新しいことがわかったこと自体は良いことだ。
勝手にやればいい。
けれど、それを歴史家の適当な解釈を交えて教科書に載せるのはやめなさい。
これ以上、歴史家の妄想を覚えさせてテストするなんていう無駄な行為を子どもたちにさせないでほしい。
教えるならせめて、
「昔のことを調べて、いろんな仮説を立てて楽しむ学問です。」
と堂々と言って教えてほしい。
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