日本にウンザリしている人のための独立組織の話


こちらの妄想の続きです。

 

前の記事の内容の要点をまとめておくと

・日本の政治ってなんか微妙だよね

・どの会社にお金を払ってサービスを受けるかを選べるのと同じように、どの国にお金を払うか(もしくは払わないか)を選択できたほうがいいよね

・じゃあ日本という組織を切り離した独立国家的なものを勝手につくれたらいいのでは?

 

というのがこの妄想の起源で、具体的には

・日本=外国という認識を持とう

・"外貨"である「円」の流通量を減らそう(日本に収める税金を最小化するため)

 

というスタイルで暮らしてみてはどうだろうかと提案しています。

で、今回はそれをもう少し深く、具体的に考えてみる回。

 

 

全体方針

組織としてやっていくには、その組織に属する人たちが何を目指しているのかを統一しておかないといけません。

日本は経済成長を続けてGDPを上げることを目指して運営されていますが、これを切り離して何を目指すべきか。

「自由な時間の最大化」ということにしておきましょう。

食べていくためにやらないといけないことにかける時間や手間を最小化して、自分たちの自由な時間を満喫しよう、ということです。

 

ではそのためにどんなことをすべきか。

・無駄なモノは持たない(共有する)

あらゆるものをもっと共有して、無駄に所有することへの支払いをもっと減らすべき。
家で1人1台テレビを持つ、なんてことはないでしょう?そういうこと。

 

・仕事をしなくても生きていける環境(現金収入をできるだけ少なくし、税金を払わずに済ませる)
家族間では何かしてもらったからと言って支払い義務は発生しない。(発生する家は…大丈夫?)

それと同じように、現金を介さずとも助け合う組織をつくればお金はいらない。

 

・損得勘定をしない・助け合いの精神

「こっちが助けてばっかり」なんて思わないこと。
というか、そんな発想にならない人同士でしか構成してはいけない。
助けて当たり前、という心持ちでいられる組織

 

と、こんな感じです。
暮らしについてもう少し具体的に考えてみます。

 

・住む場所は?
住まいは空き家を組織で所有→家賃なし
共同風呂をつくる→それぞれの風呂のリフォーム不要

空き家をいちいち用意するより、大きいアパートのようなものをつくってしまったほうが楽かも。

 

・食べ物は?
組織で1台車を所有し、まとめて買い物(外注?)
つくりたい(育てたい)ものは自分たちでつくってもOK

無料キッチンを設置
決まった時間に予約しておけば無料で食べられる
料理人は外注
自分たちで使っても良い→それぞれのキッチンリのフォーム不要

 

・財源は?
「稼ぐ力のある人」が"外貨"を稼ぐ
法人化して、ほとんどを経費参入して利益を圧縮

 

・移動手段は?
基本は公共交通機関
組織で所有する車での送迎

 

・必要なもの
空き家(もしくはアパート) ピンキリ
厨房設備 500万円
大きめの車(バン) 100万円

 

・必要な資金/月

食費 6~9万円×世帯数

車の維持費 1万円

水道光熱費 2万円×世帯数

通信費 7,000円×世帯数

固定資産税 数千円

料理人の賃金 
組織の会計事務費
運転手の賃金  →(組織内ですすんでやる人がいれば不要)

固定費25~40万円ほど
一世帯あたりプラス10万円ぐらい

 

・個別で欲しいものは?
勝手に稼いで欲しいものを買うのはもちろんOK(ちなみに年収100万円以内であれば、住民税は非課税)
組織のためになるものは組織で購入

 

あとは基本的に自由。

組織でやらないといけないことは、共同設備の維持管理(風呂掃除など)ぐらいでしょうか。

光熱費など、"国外"に支払う現金をもっと減らすために山を所有して燃料を調達するのもありですが、そのせいで自由な時間が減るのであれば外注のほうが良いこともあるでしょう。

 

一番大切なのは、やはり人ですね。家族並みに信頼し合える仲じゃないと成り立たないので。

 

一応言っときますが妄想ですからね。
こういう妄想に「それいいね!」と反応できる人が一定数現れるのはおそらく数十年先のことでしょう…